クラリネット記事 第6回 | なぜダメになるのか、何をもってダメと判断するのか
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リード1箱10枚を全部使えるようにするプロジェクト

第6回 | なぜダメになるのか、何をもってダメと判断するのか

6回目となるこのプロジェクト。今号は、誰もが悩むこのテーマ「リードの寿命について」を取り上げます。そもそもリードに寿命はあるのでしょうか? 丁寧に使えば何年も使えるものなの?
そんな素朴な疑問から、リードを長く持たせるコツまで、リードに悩むクラ吹きのために、木村先生がお答えします。

 

講師 木村健雄さん

「あぁ、この前まで良かったはずのリードが全然鳴らなくなった……(T_T)↓↓↓」っていうことって、よくありますよネ。 使いすぎて本当にご臨終なのかもしれませんが、ちょっと待ってください。今回は、なぜダメになるのか、何をもってダメと判断するのかについて考えていきましょう。

(The Clarinet vol.38発売当時のまま掲載しています。)

 

なぜダメになるのか、何をもってダメと判断するのか

● 本当にダメになったのか……?

前回同じリードを吹いた時の天候と場所を思い出せますか? 現在あなたがいる状況とくらべて…… まずはこの4点をチェックしてみましょう。

①気象状況も含めて湿度はどう違うか?
②残響はどう違うか?
③リードの湿度管理はできていたか?
④同じ吹き方で吹いているか?

 

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