第10回　コードを学べば、サウンドの広がりがもっと楽しくなる！

Hey Guys!!ジャズクラリネット奏者の熊倉未佐子です。ジャズに挑戦されている皆様に、よりジャズに親しんでいただけるよう、楽しくわかりやすい情報発信をして参ります。お付き合いのほどよろしくどうぞ。

 

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さて、第10回の内容は、“コードを学べば、サウンドの広がりがもっと楽しくなる！”です！
今までコードについてあまり馴染みのなかった方でもご安心！　今回は、コードについて読み方からわかりやすくご紹介いたします。クラリネットは単音楽器ですが、コードの響きを覚えることで、より立体的に音楽を捉えることができるでしょう。
もし環境が許せば、ピアノなどを使ってコードの響きを確認してみるのも良いと思います。
ぜひ最後までお楽しみください。Let's swing♪

コードタイプとコードネーム

コードタイプとは、コードの種類のことです。明るい響き、暗い響き、安心する響き、不安になる響きなど、色々なサウンドがあります。それぞれのコードには音楽を展開させる上での役割(機能)があります。 すべてのコードには基準となる音があり、それをRoot/ルート(根音)といいます。 コードネームとは、コードの名前のことです。アルファベットの読み方はドイツ音名ではなく英語音名です。 表記のしかた、読み方も覚えましょう。

■Triad/トライアド(三和音)
3音構成のコードをトライアドといいます。
・Major Triad/メジャートライアド(長3和音)
・Minor Triad/マイナートライアド(短3和音)
・Augment Triad/オーギュメントトライアド(増3和音)
・Diminished Triad/ディミニッシュトライアド(減3和音)

譜例を参照して構成音や表記のしかた等を確認してみましょう。