第18回 ツーファイブフレーズをどんどん使ってみよう!
Hey Guys!!ジャズクラリネット奏者の熊倉未佐子です。ジャズに挑戦されている皆様に、よりジャズに親しんでいただけるよう、楽しくわかりやすい情報発信をして参ります。お付き合いのほどよろしくどうぞ。
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さて、第18回の内容は、“ツーファイブフレーズをどんどん使ってみよう!”です!
前回は、ジャズではお馴染みの“ツーファイブフレーズ”というものを解説し、練習方法もご紹介いたしました。
今回は、その応用編ということでツーファイブフレーズをどんどん使ってみようと思います。前回の記事の譜例をご用意いただくとよりわかりやすいでしょう。
本題に入る前に、以下のことを覚えておきましょう。
ジャズは自由なので、アドリブソロのとり方も「必ずしも、こういう手順でないといけない!」ということはありません。
ツーファイブフレーズは、アドリブソロにおいて、必ずしも使わなければならないものというわけではありません。
ですが、サウンドを捉えたり、純粋なアドリブソロを構築する際の助けになるので、初心者のプレイヤーには効果的な練習だと思います。
それでは、最後までお楽しみください。Let's swing♪
ツーファイブフレーズを当てはめてみよう(例題)
上の譜例のコード進行から、ツーファイブフレーズが入れられる箇所を探し、当てはまるツーファイブフレーズを準備してみましょう。
次ページで答えの例を紹介します!
熊倉未佐子
Misako Kumakura
ジャズを子守唄に、6歳でピアノ、9歳でクラリネットに出会う。クラシックを小山裕子に師事。
洗足音大ジャズ科2013年卒業。谷口英治、中村誠一に師事し、Evan Christopher、Anat Cohenのレッスンも経験。
第35回浅草ジャズコンテストバンド部門銀賞、ソリスト賞受賞。
北村英治米寿記念コンサートで北村英治と念願の共演を果たし、以後も共演を重ねる。
日本のジャズ史上初の女性クラリネット奏者として活動する傍ら、企業が運営するYouTubeチャンネルのパーソナリティーを務め、同社のテレビCMにも出演する等多彩な活動を展開。