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The Clarinet vol.73│特集
必ず役に立つ裏ワザ教えます【練習編】
憧れのプロ奏者のように「クラリネットが上手くなりたい」 と誰しもが思うもの。そのために欠かせないのは根気よく取り組む日々の練習でしょう。しかし、どんな練習をしたら上達できるのか、気づいていない方も少なくないのでは?
そんな練習法に関する門外不出のアイデアをまとめてみました。クラリネットを始めて間もない人にとっては上達への近道と表現力アップに、そして中級者以上の方は知識の再確認もできる内容となっています。
ここではロングトーンやタンギングなどの練習法についてレクチャーします。
※なお、このコーナーはこれまでのThe Clarinetに掲載した記事の一部を抜粋し、再編集したものです。
Chapter1 ロングトーン Long Tone
熱田敬一さん
vol.6[特集]基礎練習を徹底しよう
豊かな響きのある音を出すための練習
管楽器を吹くときは、ロングトーン(一つひとつの音をしっかり延ばす練習)をします。最初のうちは少し退屈かもしれませんが、これは、豊かな響きのある音を出すために、欠かすことができない大切な練習です。まずはじめに「ミ」「レ」「ド」の音を練習しましょう(譜例1)。
譜例1
ミ・レ・ドだけで簡単なメロディを演奏してみましょう(譜例2)。
譜例2
次に右手の指を使って低い音を出しましょう。指に力が入らないように気をつけます(譜例3)。
譜例3
ミから低いソまでの音を使って簡単なメロディを演奏してみましょう(譜例4)。
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