その練習法大丈夫?クラリネットが上手〜くなるための基礎練習

イントロダクション

各回リスト&リンク

第1回 基礎練習の前に、楽器をチェック!〜タンポ、キィ、コルク編〜

第2回 基礎練習の前に、楽器をチェック!〜マウスピース、リガチャー編〜

第3回 基礎練習の前に、楽器をチェック!〜リード編〜

第4回 ロングトーンはなんのため?

第5回 音域を広げる!音色を作る!

第6回 息を自由にコントロールしよう!

第7回 姿勢について 〜指回しのために〜

第8回 「小指を制するものは連符を制す!」

第9回 実践!はてなきスケール三昧編

第10回 実践!!ひたすらアルペジオ編

第11回 難しい連符のときの練習法?

第12回 タンギングマスターを目指せ!

第13回 「アタックは息がすべて」

第14回 最終回 極上の軽やかさを求めて

The Clarinet 本誌にて、第55号から第58号までの4回にわたり、渡邊一毅さんによる連載「クラリネットが上手〜くなるための基礎練習」が掲載されました。

クラリネットという楽器は、他の楽器と比べても簡単に音が出るわけではなく、美しい音を手に入れるためには険しい道のりが待ち受けています。
ですが、適切な楽器の状態と効果的な練習を知ることができれば、誰でも美しい音を出せるようになります。
そこでこの連載は、中学・高校の吹奏楽部などで初めてクラリネットを持ったという初心者に向けて執筆していただきました。

様々なフィールドで活躍する渡邊さんご自身の奏法や考え方に基づいて書かれたこの連載は、譜例や図解なども用いた実践的な初心者でもわかりやすい内容であり、親しみやすい文体も相まって、連載当時からたいへん大きな反響をいただきました。
この連載を誌面だけに留めるのはもったいない!! という声が編集部内でもあがったため、このたびWebでも連載をスタートすることとなりました!

ここで、ちょっとだけ内容を紹介します。
最初は、初めて楽器に触れるクラリネット初心者に向けて、楽器の取り扱い方、マウスピースやリードなどについて解説してくれました。
その後は実際の練習法のお話に入ります。まずはロングトーン、その次はスケール、最後はタンギングと、演奏における土台となる部分を網羅しつつ、渡邊さんが練習をする際に意識することや練習の目的などにも触れながら解説していただきました。

クラリネットを初めて持った初心者から熟達した上級者まで、ぜひみなさまにお読みいただきたい連載です! 今後の演奏に活かしてください!!

登場するアーティスト
画像

渡邊一毅
Kazuki Watanabe

兵庫県立神戸高等学校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
室内楽、吹奏楽、オーケストラ、ミュージカルなど多岐に渡り活動する一方で、指揮活動も含め後進への指導にも積極的に取り組み、指導した団体は吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストなどで全国大会出場多数。また各地にて各コンクール審査員も務める。
スタジオワークも多く、アニメ、ゲーム、映画、TVドラマ、CM等録音多数。
また、下記団体において数多くの編曲を手がけ、楽譜が出版されている。
オブロークラリネットアンサンブルE♭クラリネット奏者。ブリッツ・フィルハーモニックウインズ コンサートマスター。
クラリネット五重奏団Penta-CLam、東京セレーノバスクラリネットアンサンブル【木炭】、山本拓夫木管6重奏Halocline各メンバー。
2018年1stアルバム「Triptyque」発売。
現在、洗足学園音楽大学、相愛大学講師。音楽教室「黒笛音楽塾。」主宰。
公式サイト「黒笛危機一髪。」


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