クラリネット記事 第11回 難しい連符のときの練習法?
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その練習法大丈夫?クラリネットが上手〜くなるための基礎練習

第11回 難しい連符のときの練習法?

リズム練習

最後に、難しい連符が出てきたときの練習方法です。これは連符の形を変えて練習するもので、やはり隣り合った音同士の関係が上手くいっているかどうかを判定し、矯正していく練習となります。ゆっくりしたテンポからじっくり練習しましょう。
元々のリズムのまま速いテンポでひたすら練習するよりも、最終的な仕上がりが美しくなりますし、練習する時間も結果的に短時間ですみます。譜例は僕のオリジナル曲からですが、「自分で書いといて難しいじゃねぇか」となりまして、リズム練習しました(笑)(譜例)。

譜例

というわけで音を出す練習、指を動かす練習とやってきまして、次からいよいよ終盤戦となります。クラリネット吹きにとって最大の壁となるであろう、タンギングについて練習法を書いてみようと思いますのでお楽しみに!

 

登場するアーティスト
画像

渡邊一毅
Kazuki Watanabe

兵庫県立神戸高等学校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
室内楽、吹奏楽、オーケストラ、ミュージカルなど多岐に渡り活動する一方で、指揮活動も含め後進への指導にも積極的に取り組み、指導した団体は吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストなどで全国大会出場多数。また各地にて各コンクール審査員も務める。
スタジオワークも多く、アニメ、ゲーム、映画、TVドラマ、CM等録音多数。
また、下記団体において数多くの編曲を手がけ、楽譜が出版されている。
オブロークラリネットアンサンブルE♭クラリネット奏者。ブリッツ・フィルハーモニックウインズ コンサートマスター。
クラリネット五重奏団Penta-CLam、東京セレーノバスクラリネットアンサンブル【木炭】、山本拓夫木管6重奏Halocline各メンバー。
2018年1stアルバム「Triptyque」発売。
現在、洗足学園音楽大学、相愛大学講師。音楽教室「黒笛音楽塾。」主宰。
公式サイト「黒笛危機一髪。」


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