演奏・テクニックリサーチ
聴いていて上手だなと思うポイントはどこですか?
古今東西、多くのプロ奏者がいるが、当然その中の一人として「同じ演奏」ができる人はいない。奏者一人ひとり、全員が違う音色を持ち、違う歌い方をする。しかし、その誰もに対し「上手である」と感じるものだ。
では一体、それぞれの奏者の“どこ”に惹かれるのだろうか。何をもって、その奏者が優れていると判断しているのだろうか。
アマチュア愛好家が思う「上手だな」と思うポイントをヒアリングした。
どの辺が上手なの?
音色が柔らかい人が好きです
透き通るような音色、跳躍の自然さ
演奏技術、世界観
発音
自分の主張だけではなく、全体を考えて、必要な音や演奏ができること
音域によって音ムラがなく、その曲を理解して演奏しているなと感じられると上手だなと思います
曲に対する歌心(表現力)
木の音色がするかどうか、フィンガリング
歌い方
出だしからはっきり綺麗な音だともっと聴きたいな〜と感じることが多いです
バスクラでは高音域になっても音の芯があり丸く豊かな音色で演奏される方に憧れますし、自分もそう演奏できるように心がけています。楽曲にもよりますが、リードがビリビリ言う音色はあまり好きではありません
まるで自分の声で歌っているかのように演奏されていると、上手だなと思います。
息の吹き込み方、曲の感じ方、デクレッシェンドのうまさ、音程の正確さ
音楽的な表現、辻褄が合っていたり説得力のある表現が好きです
その人の音楽にすぐに引き込まれるかどうか
跳躍が見事に決まるところ
ジャンルに拘らない方々の演奏や音色が好きなようです
音色
音の処理が美しい
音色と技術力
息の吹き込み方、音程の良さ、曲の感じ方
音色が素敵
音色、フィンガリング、タンギング、表現力とすべての一体感
温かく深みのある心に染み渡る音色
以上で、すべてのアンケートの回答を紹介しました。
いかがでしたか? 愛好家の方々も、本当に様々な形で演奏活動をしていらっしゃいますね!
今回のアンケート結果が、みなさまのクラリネット・ライフに彩りを加えられたら幸いです。