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赤坂達三 私の練習法
第3回 タンギングとリードの選び方
赤坂達三氏にあこがれて、日々練習にはげんでいるみなさん。
いよいよ赤坂流練習法の真髄にせまります。
読んだら実践! 難しいことこそ楽しくやろう。
貴公子とともに。
それでは今回からは、お約束した通りタンギングのやり方に入る前に、少しリードの選び方についてふれてみたいと思います。
私のリードの選び方
まずは、前回説明した、1.ブレス、2.アンブシュア、3.息のコントロール、この3つをよくチェックしながら良いリードを選んでいきましょう。
赤坂達三
Tatsuzo Akasaka
国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット及び室内楽を1位で卒業。パリ・ポールデュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院でもそれぞれ1位で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール3位、日本木管コンクール第1位、日本クラリネットコンクール1位無し2位、パリ国際コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から“40年来の偉才”と絶賛され、その最高の技術と深い音楽性は高い評価を得ている。国内外の主要オーケストラとの共演は数えきれない。ソロアルバムを多数リリース。実力とスター性を併せ持つ真のアーティストとしてクラリネット・ソリストの第一人者。2012 〜 2020年までエリザベト音楽大学の教授を務めた。