クラリネット記事 第8回 緊張VS.集中力with自己暗示 !!
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赤坂達三 私の練習法

第8回 緊張VS.集中力with自己暗示 !!

ステージ上で堂々と演奏するプロミュージシャンの姿を見て、憧れる人も多いはず。
しかし、そこにたどり着くまでには、楽器のテクニックだけでなく、もう一つ忘れてはならない問題があった……。同じ悩みを持っていたという赤坂氏、今回は誰もが一度は悩む「メンタル面」についてのアドバイスをしてくれた。

赤坂達三

Tatsuzo Akasaka

国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット及び室内楽を1位で卒業。パリ・ポールデュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院でもそれぞれ1位で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール3位、日本木管コンクール第1位、日本クラリネットコンクール1位無し2位、パリ国際コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から“40年来の偉才”と絶賛され、その最高の技術と深い音楽性は高い評価を得ている。国内外の主要オーケストラとの共演は数えきれない。ソロアルバムを多数リリース。実力とスター性を併せ持つ真のアーティストとしてクラリネット・ソリストの第一人者。2012 〜 2020年までエリザベト音楽大学の教授を務めた。

今回の授業は……

今回からは、基本の基本「メンタル面において」。
しかし、メンタル面と練習法をどう結びつけるのか、ネタが切れての無理なこじつけだったりして……。実は読者からの質問で、このような文が目についたのでご紹介させていただきます。

「私は極度に緊張するクセがあり、試験の当日はもちろん、3日前くらいから食欲もなく寝不足。なるべく試験のことを考えないように心がけているのですが……。ぜひアドバイスを」

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