クラリネット記事 第9回 “緊張”というものを考える
[1ページ目]
赤坂達三 私の練習法

第9回 “緊張”というものを考える

「緊張」のメカニズムとその対策

プレッシャーと闘う、私からの「おすすめ対策」と「おすすめできないこと」。このアドバイスに入りたいと思います。俗に言う「よい緊張」とは?
そもそも緊張とは「心が引き締まってはりきっていること」の意ですから、もうそのまんま、これ以上説明の必要なし。
では、我々が恐れている緊張とはーーー。

赤坂達三

Tatsuzo Akasaka

国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット及び室内楽を1位で卒業。パリ・ポールデュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院でもそれぞれ1位で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール3位、日本木管コンクール第1位、日本クラリネットコンクール1位無し2位、パリ国際コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から“40年来の偉才”と絶賛され、その最高の技術と深い音楽性は高い評価を得ている。国内外の主要オーケストラとの共演は数えきれない。ソロアルバムを多数リリース。実力とスター性を併せ持つ真のアーティストとしてクラリネット・ソリストの第一人者。2012 〜 2020年までエリザベト音楽大学の教授を務めた。

[FREE MEMBER ACCESS]

この記事の続きは会員登録すると
無料で読めます。
メンバーの方はログインしてください。

1   |   2      次へ>      

クラリネット ブランド