クラリネット記事 第10回 緊張にそなえる5本の柱
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赤坂達三 私の練習法

第10回 緊張にそなえる5本の柱

練習法〜5本の柱〜

練習法としては、週に一度他人に演奏を聴いてもらうのが一番勉強になります。頭ではわかっていても意外にうまくいかなかったりする自分に気づくはず。そして次回上手くいくように工夫する。

結論から言えば、

(1)経験
(2)自己暗示
(3)集中力
(4)根性
(5)開き直り

この中でも特に(1)から(3)がとても大切だと思います。

赤坂達三

Tatsuzo Akasaka

国立音楽大学で学んだ後、パリ国立高等音楽院のクラリネット及び室内楽を1位で卒業。パリ・ポールデュカ音楽院、ヴェルサイユ国立音楽院でもそれぞれ1位で卒業。トゥーロン国際音楽コンクール3位、日本木管コンクール第1位、日本クラリネットコンクール1位無し2位、パリ国際コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。国際クラリネット協会のパメラ・ウェストン女史から“40年来の偉才”と絶賛され、その最高の技術と深い音楽性は高い評価を得ている。国内外の主要オーケストラとの共演は数えきれない。ソロアルバムを多数リリース。実力とスター性を併せ持つ真のアーティストとしてクラリネット・ソリストの第一人者。2012 〜 2020年までエリザベト音楽大学の教授を務めた。

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