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BEYOND THE…
THE NARMEN CLARINET ENSEMBLE オペラシティ公演
亀居優斗、吉本拓、三界達義、和川聖也の4名から成る“ザ・ナルマン・クラリネット・アンサンブル”。クラリネット奏者 十亀正司氏がプロデュースを務める注目のアンサンブルが9月1日に東京オペラシティでリサイタルを開催する。
オールクラリネット四重奏のオリジナルプログラムという意欲的な内容だ。さらに人気のアコーディオン奏者 coba氏への委嘱作品も注目だ。
今回の演奏会は新型コロナウイルス感染予防のため、聴衆を100名に減らし開催される。
次世代を担う若手クラリネット奏者たちが、新しいクラリネット四重奏の可能性を広げる
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今回のリサイタルにはどのような意味が込められていますか?
和川
テーマが「BEYOND THE…」です。Beyondには「先へ」という意味があって「クラリネット四重奏の先へ、向こう側へ」という意味でテーマを決めました。今回はすべてクラリネット四重奏のオリジナルの曲目。僕ら自身にとって結構ハードな曲目なので、演奏のクオリティのことも含めてテーマを付けています。
今回、アコーディオンのcobaさんの『楽天家に捧ぐ螺旋』を演奏しますが、さらに曲を委嘱しています。cobaさんには「僕たちのための曲を書いてください」と懇願しました(笑)。それもある意味挑戦ですね。
今回、アコーディオンのcobaさんの『楽天家に捧ぐ螺旋』を演奏しますが、さらに曲を委嘱しています。cobaさんには「僕たちのための曲を書いてください」と懇願しました(笑)。それもある意味挑戦ですね。
亀居
僕がcobaさんとやり取りしていますが、「どんな曲がいい?」と聞かれたときに「8~10分の曲で、特殊管はE♭クラ、アルトクラ、バスクラを必要であれば使ってください」と伝えました。曲の構想は基本的にcobaさんにお願いしています。仕上がりが楽しみです。
十亀先生とcobaさんは親交があるので、十亀先生がプロデュースしてくれているアンサンブルということで、引き受けてくださいました。
十亀先生とcobaさんは親交があるので、十亀先生がプロデュースしてくれているアンサンブルということで、引き受けてくださいました。
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このコンサートの意気込みを一人ずつお願いします。
和川
今回感染防止のために客席を100席に絞っていますが、今の僕らのできる限りのことを披露したいと思っています。先ほどテーマで言っていたように、今までにないクラリネット四重奏の形をお伝えできれば嬉しいですね。
三界
この状況下で演奏会をやる意義を今回見つけたいと思います。特別な状況ですので、はたしてやる意味があるのか、ということも含めて。あとは新しい試みとして客席を減らす代わりにDVDのための撮影もしようと考えています。今まで以上に気合の入ったコンサートになります。
吉本
今までクラリネット四重奏であまり取り上げられることの少なかった曲を率先して演奏するので、練習も気合を入れてやっていこうと思っています。 あとは映像に残すということで、事務的なこと、運営のことも気を引きしめてやりたいですね。
亀居
大体3人が言ってくれたけど、演奏面以外でいうと、男4人で、単純で言えばカッコいいものにしたい。誇らしいとか、ガッツのあるもがあるとできるといいなと思います。
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ありがとうございました。
THE NARMEN CLARINET ENSEMBLE BEYOND THE…
[日時]9月1日(火) 19:00開演
[会場]東京オペラシティ リサイタルホール(初台)
[出演]亀居 優斗、吉本 拓、三界 達義、和川 聖也(Cl)
[曲目]J.Bondon:Movimenti、R.Dubugnon:Saratoga Trails、coba:楽天家に捧ぐ螺旋 他
[料金]一般¥3,000、学生¥2,000
[問合せ]narmen.quartet@gmail.com