クラリネット記事 バスクラリネットの効果的な練習法
  クラリネット記事 バスクラリネットの効果的な練習法
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The Clarinet 52号 特集│バスクラリネットの魅力が面白いほどわかる!

バスクラリネットの効果的な練習法

プロ奏者のワンポイントアドバイス!

バスクラリネットのオイシさを満喫するための効果的な練習法とは何か? 指使い、アンブシュア、タンギングの3つの項目についてプロ奏者に聞いた。

1.指使

とにかく速く! でも、叩きつけずに。 静かに、深く、速く!!」 Bbクラよりも各キィのストロークが大きく、そしてカバードキィであるバスクラでは、どうしてもバタバタと指を動かしてしまいがちです。その“バタバタと叩きつける音”が出ないようなフィンガリング、“静かに深く、でも速く”というのをおすすめします。速い音階やパッセージほど、これを意識してみてください。by 大友幸太郎
レジスターキィを使用しないファンダメンタルの指使いで、いくつかの異なる倍音を豊かに響かせられるように練習すると良い。訓練が進めば2〜3つの音を重音としても同時にプロデュースできるようになります。by 青山映道
とにかくスケールをやる。by 加藤和宏
基本的な練習方法はクラリネットと変わらないのでバスクラも全音域で練習する。カバードキィでいい加減になりがちな運指ですが、点で押さえる意識を持つこと by 古川邦彦
穴を塞がなくてよい分、適度にリラックスした指の構えを意識します。左手については動きに自由度を持たせるため、決まったポシションは意識しません(決まったポシションとは、例えば肘の位置を固定するとか、脇の開き具合を固定するとか言った類いのもの)。by 北田学
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