クラリネット記事 特集 なぜリードミスは起こるのか?前編
  クラリネット記事 特集 なぜリードミスは起こるのか?前編
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The Clarinet vol.69 Special

特集 なぜリードミスは起こるのか?前編

クラリネットを吹き始めたときに「ピッ」と鳴ったり、吹いている途中で突然「キャー」と鳴ってしまうことがあります。これはみなさんもよくご存じの「リードミス」と呼ばれているものです。誰もが重要な場面でこの音が鳴ってしまったという経験をしていると思います。予測不能と思われるリードミスですが、必ず原因があるのです。その原因を知り、対策を講じることでリードミスを減らすことができます。そこで今号と次号の2号にわたって、様々な角度からリードミスの原因とされるものを取り上げるとともに、それぞれの対策も紹介していきます。

前編の内容


リードミスとは?

リードミスとは、そもそもどういう現象のことなのか? オンラインでは木村健雄さんが動画で解説してくれます♪
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シングルリード楽器のリードミス

同じシングルリードのサックスなどに比べて、クラリネットのリードミスが目立ってしまうのはなぜ?
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最近リードミスが減っている!?

最近、学生さんでもリードミスが減っているという声もあります。その理由として楽器や仕掛けの進化がありました。
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リードミスが起こりやすい状況

リードミスしやすい音や奏法、環境など、リードミスが起こりやすい状況を知りましょう。
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頻発したときにチェックすべき箇所

リードミスが頻発した時、まずどこをチェックすればいいのか。詳しく解説します!
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調整不備によるリードミス

リードミスは楽器からの”SOS”かもしれません。修理に出すべきかはどうか迷ったらここで判断しましょう! 楽器修理の視点でTHE CLARINET SHOPの仕田さんが教えてくれます。
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リードミスの一番の原因

リードミスにはいろいろな原因があります。灯台下暗し、一番は意外な部分にあり!?
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続きは2ページ目、またはThe Clarinet vol.69にてお楽しみください♪

さらに、次号には後編が続きます!!

 

レクチャーしてくれたのは…!

木村健雄さん
東京都出身。東京藝術大学、フランス国立ルエイユ・マルメゾン音楽院卒業。帰国後、ソリスト、フリーのオーケストラ、室内楽奏者として活動。とりわけE♭クラリネットからコントラバスクラリネットまでこなすスペシャリストとして国内外のオーケストラ、吹奏楽団の数多くの演奏会、CD録音、DVD録画に参加。また海外からの現代音楽祭出演招待も多く、2005年に韓国大邸国際現代音楽祭、2006年にポーランド・ワルシャワ・ラボラトリウム現代音楽祭、2007年、2008年、2014年にソウル市ディメンション国際現代音楽祭などにメインゲストとして出演。現在、アンサンブル・インタラクティブ・トキオ、東京クラリネットアンサンブル、アマデウスクインテットのメンバーとしても活躍。尚美学園大学、聖徳大学の各講師。

 

藤井一男さん
国立音楽大学首席卒業。武岡賞受賞。皇居桃華楽堂にて御前演奏を行なう。第41回日本音楽コンクール第2位。ニューヨーク・フィル首席奏者スタンリー・ドラッカー氏に師事。全国各地でソロ・室内楽等の演奏活動を行ない、リリースCDは「ロマンティック・クラリネット」「クラリネット小品集」「Bitter Sweet」「華麗なるクラリネットアンサンブルの響き1〜11」ほか多数。ヤマハクラリネットの開発に長年携わり、2016年夢のリード "ドリームリード"(DR)が発売開始。またバスクラ・クラ部の発足に続き、第一回バスクラコンクールを開催。2017年、Non Strings Orchestra(NSO)が初めてサントリーホールで公演。また「NSO大阪」と「NSO東京」というアマチュアの演奏団体も誕生。東京クラリネット・アンサンブル主宰、東京セレーノ・クラリネットオーケストラ主宰。

 

仕田敬一さん
ビュッフェ・クランポン株式会社に20年勤務。楽器修理、フランスのビュッフェ・クランポン工場での1年間の木管楽器製造と生産管理の研修。フランスでの研修期間中、フランス国立ルーアン音楽院で世界的名手ジャック・ランスロ教授に師事、審査員全員一致の金メダルを得て終了。2003年9月にTHE CLARINET SHOPを設立。

THE CLARINET SHOP
東京都墨田区錦糸3-8-11-2F
TEL 03-5610-0371 FAX 03-5610-0372
定休日/日曜・月曜・祝日
営業時間/通常11:00-19:00、土曜11:00-17:00

 

▼ 後編(The Clarinet vol.70掲載)はこちらから▼
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