クラリネット記事 第5回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜
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The Clarinet vol.11より転載 (2003年1月20日発売)

第5回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜

本誌の創刊から1年が経とうとする2001年、7号より連載「赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!?」はスタートしました。クラリネットをはじめたきっかけや、師匠田中保人さんとの出会い、音大入学、留学からプロになるまでの道のりを、ご本人の趣味やおしゃべりを交えながら軽やかな口調で語っています。全10回の連載をどうぞお楽しみください。


またまた潜ってきました!

毎度、変わり映えしない話からで恐縮ですが、スキューバダイビング歴1年で100本達成(特に意味はないが)の目標もあって、たまにはハメをはずしたくなるもの。
お忍びで一人慶良間に潜りに行ってきました。普段の旅疲れもあるせいか、あまり遠くまでは行きたくないので、那覇まで飛行機で直行してホテルに泊まり、そこから毎日慶良間列島までボートで送迎(1時間弱)してもらうのがお気に入りのパターンになっている。
シーズンを外しているので、水中ガイドに客は私のみという大変贅沢な休暇となった。以前石垣島にも一人で行き、やはりホテルで一人、話し相手はショットバーのお兄さんとフロントのお姉さんだけ、なんてこともあったし、それを言うなら留学中コルシカ島一人旅なんてこともやった。いやそれおをお話しするなら、片道のチケットで渡仏する時の心細さ……また話がそれました。その話はまた後ほど。
さて、慶良間列島のどこの島に行ったかというと、阿嘉島、久場島、座間味島、渡嘉敷島、黒島、前島、神山島……など、しかし島には一歩も上陸したことはなく、すべてその最寄りの海中。果たして行ったことになるのでしょうか?
今回は他にダイバーがいなかったのもあって、ネムリブカ(サメ)やアオウミガメが間近に現れたのも印象的でした。写真はマダラトビエイ(筆者撮影)。

 

▼こんなものが目の前を泳いでいるんですよ〜!

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赤坂 達三 (あかさか たつぞう)
1964年東京生まれ。国立音楽大学で学んだ後、渡仏。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位、日本木管コン クール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。テレビ、ラジオにも多数出演、99年春のNHK連続テレビ小説『すずらん』主題曲を吉田美奈子とデュエット、大きな反響を呼ぶ。CDにはゲーデ・トリオと録音した『ブラームス、モーツァルト:クラリネット五重奏曲』(02年)など多数リリース。世界的に演奏活動を展開し、エリザベト音楽大学で教授を務める。

次回更新もお楽しみに!

毎月、15日頃更新

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