第6回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜
本誌の創刊から1年が経とうとする2001年、7号より連載「赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!?」はスタートしました。クラリネットをはじめたきっかけや、師匠田中保人さんとの出会い、音大入学、留学からプロになるまでの道のりを、ご本人の趣味やおしゃべりを交えながら軽やかな口調で語っています。全10回の連載をどうぞお楽しみください。
期待を胸に、いよいよ留学ですが……
さて、最初にお断りしておきますが、これから書く内容には当然、先生方、諸先輩方や周りの方々のご協力あっての事柄が多く出てまいりますが、あえて実名には触れておりません。あらかじめご了承ください。さらに、もしも多少事実と異なることがありましても(笑)、20年も前のことですから本人の思い違いによるものかもしれませんので、一切責任を負いかねます。その点もご了承願います(^_^;)
……とはいうものの、再三に渡り申し上げておりますが、ただ確実に言えることは、私は優等生ではなかった、ということ(今もそうですが(笑))。
>次のページに続く
赤坂 達三 (あかさか たつぞう)
1964年東京生まれ。国立音楽大学で学んだ後、渡仏。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位、日本木管コン クール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。テレビ、ラジオにも多数出演、99年春のNHK連続テレビ小説『すずらん』主題曲を吉田美奈子とデュエット、大きな反響を呼ぶ。CDにはゲーデ・トリオと録音した『ブラームス、モーツァルト:クラリネット五重奏曲』(02年)など多数リリース。世界的に演奏活動を展開し、エリザベト音楽大学で教授を務める。
次回更新もお楽しみに!
毎月、15日頃更新