第10回 |赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!? 〜年譜・おしゃべり〜
本誌の創刊から1年を経過した2001年、7号より連載「赤坂達三のクラリネット吹きができるまで!?」はスタートしました。クラリネットをはじめたきっかけや、師匠田中保人さんとの出会い、音大入学、留学からプロになるまでの道のりを、ご本人の趣味やおしゃべりを交えながら軽やかな口調で語っています。全10回の連載をどうぞお楽しみください。
このシリーズに関しては、ただただ、自分の過去を順に回想して原稿を送ればいいかな……などと甘い考えで始めておりましたが、やはり回を重ねるごとに、あの話には触れるべきか触れないべきか、いろいろと悩みながらの執筆。
更には話がそれまくって肝心なクラリネットの話がなかなか出てこなかったりといった有様。しかし、何とか10回目にしてクラリネット吹きが出来るまでに話が進みそうであります。
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赤坂 達三 (あかさか たつぞう)
1964年東京生まれ。国立音楽大学で学んだ後、渡仏。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位、日本木管コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持つ。テレビ、ラジオにも多数出演、99年春のNHK連続テレビ小説『すずらん』主題曲を吉田美奈子とデュエット、大きな反響を呼ぶ。CDにはゲーデ・トリオと録音した『ブラームス、モーツァルト:クラリネット五重奏曲』(02年)など多数リリース。世界的に演奏活動を展開。元エリザベト音楽大学教授。
赤坂達三