ピアニストに聞きました♪ “フルート奏者に知ってほしい、ピアノのこと”
発表会やリサイタルからコンクールに至るまで、フルートとのハーモニーを奏でる力強い味方になってくれるピアノ。良いコンビネーションを築くには、ピアニストとのコミュニケーションが必要不可欠。フルートと一緒に演奏するとき、ピアニストはどんなことを思い、どんなことに留意しているのでしょうか?
フルート&ピアノ コンビネーションを考える
フルートを演奏する人にとって、いちばん共演の機会が多い楽器はピアノではないでしょうか。発表会やリサイタルからコンクールに至るまで、フルートとのハーモニーを奏でる力強い味方になってくれるピアノ。それだけに、どんなふうにコンビネーションを築いていくかは、とても重要なカギになります。
ピアニストとの上手なコミュニケーションのとり方とは? ピアニストはどんなことをどんなふうに伝えてもらったら演奏しやすい? フルートと一緒に演奏するとき、どんなことを考えている?
そんなことがわかっていれば、ピアノと共に奏でる音楽はきっととても素敵なものになるでしょう。
フルーティスト目線で考える“伴奏者との良い関係”の築き方、ピアニストからの声も参考にしながら、ピアノとつくるコンビネーションについて考えていきたいと思います。
ピアニストに聞きました♪
“フルート奏者に知ってほしい、ピアノのこと”
良いコンビネーションを築くには、ピアニストとのコミュニケーションが必要不可欠。ピアノとの共演では、たとえ合わせの回数が少なくても、ピアニストと会話を重ねることで素敵な音楽ができ上がっていきます。
フルートと一緒に演奏するとき、ピアニストはどんなことを思い、どんなことに留意しているのでしょう? あらかじめ知っておくことで、コミュニケーションがもっとスムーズにいくように―そんな狙いから、フルートとの共演経験豊富なピアニストの方々にコメントをいただきました。
また、THEFLUTEにこれまで掲載してきた記事の中から、ピアニストインタビューを再掲します。ぜひ参考にしてください。
菅野潤
ピアニスト
Jun Kanno
ピアノはいくらでも弾き続けることができますが、フルートはやはり息の制限がありますから、一息でどこまでいけるか、1つのフレーズを音楽的にどこで切ってどういうふうに歌っていくかということがあると思います。