さあコンクールへ!吹奏楽パワーアップ講座【前半】
昨年は中止となってしまった吹奏楽コンクール。課題曲をそのままスライドして開催となることもあり、今年こそ、精一杯の力で臨みたいとすべての吹奏楽部員が願っていることでしょう。そんなあなたに、長年の蓄積からよりすぐった記事を再編集して吹奏楽のためのレッスンをお送りします。
昨年は中止の憂き目にあった吹奏楽コンクール。課題曲をそのままスライドして開催となることもあり、今年こそ、精一杯の力で臨みたいとすべての吹奏楽部員が願っていることでしょう。
そんなあなたに、吹奏楽のためのレッスンをお送りします。基礎練習、アンサンブルの作り方、必要なマインドセット……今からでもパワーアップできるように、長年の蓄積からよりすぐった記事を再編集しました。
CONTENTS
知っておきたい5つのポイント
コンクールのために“いまだから”できること
ちょっと待って! その練習
知っておきたい5つのポイント
1合わせの練習で留意すること
吹奏楽は様々な楽器と一緒に合奏します。音色も役割も違う者同士の音が、同時に聞こえてきます。ですから、つられないためにも、自分が演奏する楽譜はしっかり練習し、慣れておく必要があります。そうでないと、他のパートを聴きながら合わせる気持ちの余裕が生まれません。
その曲の音源があれば、前もってCDなど聴いて予習しておくことも大切だと思います。実際に演奏しながら聞こえてくる音は、各団体のセッティング上、座っている位置によっても、聴いていた時とは違って聞こえたり感じたりするものです。
そしてフルートは他の楽器と比べると、どうしても音量的に負けてしまいます。大きな音を出そうとするあまり、息を吹き込みすぎてオーバーブローになっている人もよくみられます。fなどで金管やサックスと張り合ってはいけません。もちろん作曲者から要求されているfのつもりで吹かなければなりませんが、あくまでも質のいい音色が出る範囲で、豊かに響かせられる音量を出すように心がけておきましょう。
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