番外編│映画「BLUE GIANT」
ジャズミュージシャンを志す青年が主人公の物語「BLUE GIANT」。現在、劇場版が絶賛公開中です。音楽は上原ひろみさん、主人公・宮本大のサックスは馬場智章さん、ドラムの玉田俊二の音は石若駿さんが担当されていたりと、音楽チームは大変豪華なメンバーです。
実はこの度、僕もそのサウンドトラックに参加させていただきました。そんなわけで今回は「Swing,Swang,Flute!!!」番外編です。
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オリジナル・サウンドトラック
[演奏]
JASSメンバー演奏:馬場智章(ts)/上原ひろみ(p)/石若 駿(ds)
劇中バンド演奏:上原ひろみ(p, key)/柴田 亮、井川 晃(ds)/田中晋吾、中林薫平(b)/田辺充邦(g)/村上 基(tp)/本間将人(ts, as)/馬場智章(ts)
劇中音楽演奏:上原ひろみ(p, el-p)/菅野知明、伊吹文裕(ds)/Marty Holoubek(b)/國田大輔、井上 銘(g)/石若 駿(per)/佐瀬悠輔、伊藤 駿(tp)/三原万里子(tb)/片山士駿、野津雄太(fl)/小林未侑(cl)/神農広樹(oboe)/西江辰郎、田村直貴、田中笑美子(1st violin)/ビルマン聡平、松崎千鶴(2nd violin)/中 恵菜、古屋聡見(viola)/向井 航、篠崎由紀、下島万乃(cello)/挾間美帆(cond)
[曲目]Impressions、Omelet rice、Day by day、Kawakita blues、Ambition、BLUE GIANT ~Cello & Piano~、Motivation、In search of...、The beginning、Monologue、Forward、Another autumn、Next step、Challenge、Kick off、Samba five、N.E.W.、Recollection、 No way out、New day、Reunion、Count on me、Faith、Nostalgia、What it takes、WE WILL、From here、FIRST NOTE、BLUE GIANT
“音が聞こえてくる漫画”という数々の口コミと共に高く評価されてきた「BLUE GIANT」ですが、劇中の音楽はピアニストの上原ひろみが担当。主人公・宮本大たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル楽曲(FIRST NOTE、N.E.W.、WE WILL)とエンドロール曲(BLUE GIANT)も、本作のために書き下ろしました。
世界一のジャズプレーヤーを目指す宮本大のサックスを演奏するのは、国内外の有力奏者を対象にしたオーディションで満場一致で選ばれた馬場智章。仙台出身の大とは高校で同級生だった玉田俊二のドラム演奏は、millennium paradeのメンバーとしても活躍する石若駿が上原ひろみのラブコールにより参加。そして、大が東京で出会うピアニスト・沢辺雪祈の演奏は上原ひろみが担当しています。
劇伴音楽やバンド演奏のレコーディングにも、「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」のストリングス・メンバーをはじめ、クラシック~ジャズ界のトップ・ミュージシャンが参加しています。
©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 石塚真一/小学館
片山士駿 (かたやま しゅん)
1995年千葉県出身。国立音楽大学ジャズ専修を首席で卒業、矢田部賞受賞。Manhattan School of Music 修士課程を修了。2015年、第46回山野ビッグバンドジャズコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。フルート奏者の受賞は大会史上初。2016年、米国フルート協会 NFA主催 Jazz Artist Competition Winner Player に選出される。2018年、マンハッタン音楽院へ入学しニューヨークへと渡る。2020年、新型コロナウイルスの影響により日本へ帰国。都内を中心に、自己のリーダーカルテットや、浅利史花(gt), 壷阪健登(pf)と結成した“キリヱ”での演奏活動の他、文化放送70周年記念「朗読劇 WA-GEI 」、「映画『ルパン三世 カリオストロの城』シネマ・コンサート! and 大野雄二・ベスト・ヒット・ライブ!」等、様々なライブやレコーディングへの参加、TV 出演など、活動は多岐にわたる。これまでに池田篤、大澤明子、斎藤和志、Donny McCaslinの諸氏に師事。
主な共演歴:小曽根真、菊池ひみこ、佐山雅弘、山下洋輔、にゅうおいらんず等(敬称略)