第19回│2024 NY・デトロイトの巻 中編
おまっとさんでした。2024年NY・デトロイトシリーズ、第二弾です。11月になり、すっかり秋の陽気になってきましたね。皆さん月見バーガーは食べましたか? 僕は5回食べました。
今回のデトロイトでの滞在はジャズフェスティバルが終わった翌日の9月3日まで。4日からは1週間弱ニューヨークへ行っておりました。9月1日の午後に自分たちの演奏を終え、そこから最終日までは、専らオーディエンスとして複数ある会場を聴き歩いておりました。イヤー、祭りって本当にいいもんですね。複数ある会場のほとんどが野外ステージ。ステージでフルートを吹かない分には風も清々しいもので、川から吹くヒヤリとした風とギラリ太陽の日差しの下、出店で買ったBudweiserをプシュッとやって、いい音楽を聴く。控えめに言って最高です。
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片山士駿 (かたやま しゅん)
1995年千葉県出身。国立音楽大学ジャズ専修を首席で卒業、矢田部賞受賞。Manhattan School of Music 修士課程を修了。2015年、第46回山野ビッグバンドジャズコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。フルート奏者の受賞は大会史上初。2016年、米国フルート協会 NFA主催 Jazz Artist Competition Winner Player に選出される。2018年、マンハッタン音楽院へ入学しニューヨークへと渡る。2020年、新型コロナウイルスの影響により日本へ帰国。都内を中心に、自己のリーダーカルテットや、浅利史花(gt), 壷阪健登(pf)と結成した“キリヱ”での演奏活動の他、文化放送70周年記念「朗読劇 WA-GEI 」、「映画『ルパン三世 カリオストロの城』シネマ・コンサート! and 大野雄二・ベスト・ヒット・ライブ!」等、様々なライブやレコーディングへの参加、TV 出演など、活動は多岐にわたる。これまでに池田篤、大澤明子、斎藤和志、Donny McCaslinの諸氏に師事。
主な共演歴:小曽根真、菊池ひみこ、佐山雅弘、山下洋輔、にゅうおいらんず等(敬称略)