フルート記事 見直そう、ロングトーン
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レベルアップのための基礎練習見直し講座

見直そう、ロングトーン

LESSON

みなさんは“義務”でロングトーンをやっていませんか? 何も考えずにただ音を伸ばしている……そんな練習になっていませんか。実はロングトーンこそ頭と耳をフルに回転させる必要がある練習なのです。

ロングトーンとは何?

自分がどんな音を出しているか音に集中する練習、それがロングトーンです。ただロングトーン─長い音を伸ばしているだけでは、何も効果が得られません。指も動かさない、タンギングもしないロングトーンはつまらない練習と思っている方もいるかもしれません。
ここでは“自分の音”発見のためには欠かせないロングトーンを見直してみましょう。
“自分の音”を発見するには、まず楽器の一番良く鳴る、響く場所を探して豊かな音を出せるようにしなければなりません。
トレバー・ワイ氏のフルート教本ではロングトーンと音作りが分けて書かれていて、ロングトーンはブレスコントロールの項目に入っています。ということは、ロングトーンはフルートを吹くための呼吸づくりとも言えるのです。

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