リンクスのEnsemble Style 第16回
フルートカルテットとして活躍しているLYNXにフルートアンサンブルの奏法を教えてもらいます。 第16回はベートーヴェンの「交響曲第9番(合唱付)より第4楽章」より行進曲です。
フルートカルテットとして活躍しているLYNXにフルートアンサンブルの奏法を教えてもらいます。
141号はベートーヴェンの『第九』です。日本では年末に演奏されることが多いのですが、LYNXのデビュー15周年の記念コンサートが4月に開催されます。恒例のLYNXチャレンジでは、『第九』が予定されています! さらに141号の特集にもつながる『第九』、ぜひみなさんも演奏してみてくださいね。
誌面ではLYNXのアナリーゼ付き楽譜とメンバーの楽曲解説や演奏エピソードを掲載しています。
●Check Point
“合唱だけじゃない! みんながハマる第九の魅力” 松崎麻衣子
テーマ曲の楽曲解説からアナリーゼをしてくれています。
『100人のリンクスチャレンジ』で、感動体験しませんか?
2015年はLYNXデビュー15周年という記念すべき年。かつて芸大生だった私たちがフルート四重奏を始めた頃、フルートといえばソロもしくはオーケストラの中の楽器で、フルート四重奏はかなりマイナーなジャンルでした。オリジナル曲も少なく、やっとお店で見つけた楽譜は輸入版の怪しい手書きもので、音出しするとかなり微妙なアレンジでボツになることも……(涙)。
その後アンサンブル人気が高まり、楽譜やCD、さらにネット動画まで、いろいろな情報が簡単に得られるようになりました。「ソロは苦手だけど、アンサンブルは楽しくて仕方ない!」という人も多いはず。そんな方々に、私たちと一緒にステージを楽しんでもらおうという、リンクスチャレンジ。15周年記念の今回は、プレコンサート『LYNXチャレンジ・フリースタイル』と、メインステージではビゼーのオペラ『カルメン組曲』と、ベートーヴェン作曲の『第九』の2本立てで、総勢100名の参加者を募集します!
オペラや交響曲って、フルートソロの勉強だけではなかなか演奏する機会がありませんよね。チャレンジのリハーサルでは、オーケストラの各楽器、歌のソロ、合唱など、いろいろなパートを吹き分けるコツをお伝えしながら曲を仕上げていきます。あのメロディの裏では、他の楽器がこんなに素敵な動きをしていたんだ!という新たな発見や、大合唱さながらのハーモニーを奏でられた時のゾクゾクする感覚など、アンサンブルならではの感動がきっと体験できるはず。また、原曲の聴き方も変わってくるので、同じ曲でも様々な角度から楽しめて、より新鮮に感じられますよ。
初めての方も、リピーターの方も、「フルートが大好き~」という皆さんの熱い気持ちはリンクスにとっても大いに刺激となり、毎年心待ちにしている企画です。オープンしたばかりの本格的ホールで、アンサンブルの醍醐味を体感してみませんか?(郡 律子)
『100人のLYNXチャレンジ』参加者大募集!!
毎年たくさんの方にご参加いただいているLYNXチャレンジ。今回は2部門で総勢100名の参加者を募集いたします。フルートが大好きな方なら、年齢も経歴も不問。完成したばかりの本格的なホールで、情熱の「カルメン」と、アンコール企画「第九」を共演しませんか? 今回はプレコンサートとして『フリースタイル』部門も開催。両部門参加も大歓迎です!