唯一無二のアイデアを音楽に。進化し続けるマグナムトリオに迫る!
結成当初から「次世代型フルートアンサンブル」と呼ばれ、現在も幅広い層から絶大な人気を集めるマグナムトリオ。各人の高い技術と音楽性を生かした、様々なフルート属の楽器と現代奏法が織りなすエンターテインメント性の高い公演は、国内外で好評を博している。前回のインタビューは結成後まもない2006年。約18年を経て、今回質問に答えてもらう中で、真摯に音楽で表現することを追究する姿勢と、今なおお互いをリスペクトし続ける姿が印象的だった。
さらに、やむを得ず誌面に載せきれなかった3人のトークを、THE FLUTE OLINE限定でお届け!(2024.04.18公開)
写真:アーニーズスタジオ 井村重人
マグナムトリオ結成とこれまでの活動
マグナムトリオの連載はこちらから!
マグナムトリオが伝授 全然特別じゃない!特殊管&特殊奏法
【最終回】マグナムの歴史を振り返る
次ページにインタビュー続く
・各地では珍味に挑戦する、安定志向の3人
・東京藝術大学を目指したきっかけ \ONLINE限定!/
・それぞれの過ごし方 \ONLINE限定!/
・公演の裏側 \ONLINE限定!/
・特殊管の魅力
・マグナムトリオのこれから
マグナムトリオ公演情報
富士ミューズフルートアンサンブル 創立40周年記念演奏会
[日時]9/29(日)13:30開演
[会場]富士市文化会館(ロゼシアター)大ホール
[出演]茅原初子/渡辺幸成(Cond)ゲスト:マグナムトリオ 他
[料金]一般¥2,000/高校生以下¥1,000
[問合せ]かやはら音楽教室 0545-51-3780
マグナムトリオ 名古屋公演
[日時]11/9(土)15:00開演
[会場]愛知県名古屋市 Halle Runde(ハレ・ルンデ)
[問合せ]一般財団法人 ルンデ
https://dbf.jp/runde/
●メンバー
多久潤一朗(写真中央) 無数の特殊奏法、民族楽器の奏法を駆使自作自演を中心に活動中。TV、CM、映画音楽などのレコーディングは年間100本を超え、アニメ「鬼滅の刃」や米津玄師「パプリカ」、Nintendo Switch「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」などのフルート及び和笛、民族笛などを担当している。緊急事態宣言による自粛要請中にはSNSで発信した「ちくわ笛」で有名になり最近もテレビ朝日「題名のない音楽会」などで度々無理難題を課されている。
神田勇哉(写真左) 東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。東京藝術大学を首席で卒業後、文化庁海外派遣研修生として渡仏。パリ地方音楽院、エコール・ノルマルにて研鑽を積む。これまでにアンサンブルofトウキョウ、藝大フィルハーモニア管弦楽団、カメラータ・ザルツブルグ、チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演。日本、フランスのコンクールにて、優勝および入賞多数。東京音楽大学非常勤講師。
梶原一紘(写真右) 東京藝術大学附属高校、東京藝術大学を卒業後渡仏。フランス・クレテイユ地方音楽院を満場一致最優秀の成績にて修了後、パリ・エコールノルマル音楽院にて研鑽を積む。マグナムトリオ、spac-e、future nohメンバー、ドルチェ東京ミュージックアカデミー講師、todays concert創設者。