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THE FLUTE 154号 Close-Up2
木ノ脇道元
八ヶ岳で、沖縄で……気持ちのいい音楽をつくる楽しみ(木ノ脇道元)
無伴奏バロック作品を集めたハイレゾ・DSD音源をリリース、また来春公開の映画「島々清しゃ」に登場するフルート奏者役の少女への指導も――これまでと少々趣の違う活動に携わった近況について、木ノ脇氏が語ります。
本誌154号インタビューに登場した、木ノ脇道元氏。現代フルートの第一人者として知られる木ノ脇氏だが、このたび無伴奏バロック作品を集めたハイレゾ・DSD音源をリリースすることとなった。また2017年1月公開の映画「島々清しゃ」に登場する、フルートを演奏する少女への指導も行なうなど、いつもと少々趣の違う活動に携わった近況について本誌で語っている。
ここでは、誌面には掲載していない、とっておきのこぼれ話を紹介しよう。
(取材協力:磯田健一郎、村松楽器販売株式会社)
八ヶ岳で、沖縄で……
気持ちのいい音楽をつくる楽しみ
木ノ脇道元
「島々清しゃ」は、安藤サクラさんが演じる裕子のヴァイオリン演奏や、小中学生たちによる吹奏楽も見どころのひとつになっている作品。また、この映画が東京国際映画祭で上映されることも決定し、小さなフルーティスト役・伊東蒼さんがレッドカーペットに登場することに。
そんな見どころや伊東さんへのインタビューなど、THE FLUTE155号(12月10日発売)の誌面でたっぷりと紹介しますのでどうぞお楽しみに!
- 木ノ脇道元 The ORGANIC SPACE 無伴奏フルート作品集
- [演奏]木ノ脇道元(フルート、アルトフルート)
[収録楽曲]ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 より『ダフネが最も美しい乙女だった時』『ファンタジー&エコー』、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番ニ短調 BWV1004 より『アルマンドとジーグ』、ビーバー:ロザリオのソナタ より『パッサカリア』、クーラウ:ファンタジー ニ長調 作品38、マラン・マレ:スペインのフォリア、C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタイ短調 Wp132、ドビュッシー:シリンクス
[制作会社]ソニーミュージックグループ 株式会社レーベルゲート
[レーベル]Onebitious Records
[配信形態]DSD および FLAC
(2016年10月31日(月)mora独占配信)
木ノ脇道元参加「Acoustic YMO」(といぼっくす)も同時ハイレゾ配信予定
- 映画「島々清しゃ」
- 【STORY】沖縄の離島に住む聴覚が過敏な小学生の少女、うみ。ヴァイオリニストとの出会いによりフルートを手にした彼女は、周囲とのギクシャクした人間関係を音楽を通じて変えていく――。
- 2017年正月公開 1月21日(土) テアトル新宿ほかにて全国ロードショー
[出演]伊東蒼、安藤サクラ、他
[監督]新藤風
[脚本・音楽監督]磯田健一郎
[撮影]山崎 裕
[美術]金勝浩一
[照明]山本浩資
[録音]吉田憲義
[編集]渡辺行夫
[プロデューサー]新藤次郎
[ラインプロデューサー]桜井 勉
[配給・宣伝]東京テアトル
©2016「島々清しゃ」制作委員会