日本近代音楽と西洋音楽との関係が明らかに!
この冬注目、東京オペラシティで日本史と西洋音楽の関わりを取り上げたイベントが開催!
10月11日(金)~12月23日(月•祝)までの期間、東京オペラシティ アートギャラリーにて「五線譜に描いた夢 日本近代音楽の150年」というイベントが開催されている。
日本の音楽は19世紀後半の開国を契機に西洋音楽を取り入れ、大きく展開していった。
今や身近な存在となった西洋音楽だが、どのようにして日本に伝わり発展していったのだろうか。
このイベントはその様子を4つの時代に分け(Ⅰ幕末から明治へ Ⅱ大正モダニズムと音楽 Ⅲ昭和の戦争と音楽 Ⅳ「戦後」から21世紀へ)、合計約300点の楽譜、楽器、資料、映像、関連絵画などから紹介している。
また、関連企画でミニコンサートも開催される。
日本の西洋音楽黎明期における代表的な作曲家、瀧廉太郎の曲などが演奏される「幕末・明治の器楽曲」「明治のうた」、マンドリン、ヴァイオリン、琴など様々な弦楽器の独奏が聴ける「西洋の音・日本の響き」、一度は耳にしたことがあるであろう「大正ロマンの歌」、「昭和の戦時歌謡」など、こちらも様々なテーマで行なわれる。
このコンサートは展覧会の入場券があれば入場可能(制限あり、近江楽堂会場は整理券が必要)。
2013年6月に発売した「THE FLUTE Vol.128」でも日本近代史を取り上げ、フルートとの関わりを特集している。
フルートの伝来、来航から、日本人初のフルーティスト、国産フルートを初めて製作した人物まで、楽器のみならず様々な観点からフルートの歴史に触れている。
また「世界の動きとフルートの年表」は一目で分かる永久保存版のコンテンツだ。フルート吹きの方は今回のイベントと併せて是非とも読んでいただきたい。
10/11(金)~12/23(月•祝)
線譜に描いた夢 ─ 日本近代音楽の150年
150 Years of Modern Japanese Music
[会場]東京オペラシティ アートギャラリー
[開館時間]11:00~19:00(金・土は20:00まで、最終入場は閉館の30分前まで)
[休館日]月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
[入場料]一般1,000円、大・高生800円、中・小生600円
[特設ページ] http://www.operacity.jp/ag/exh157/index.html