工藤重典プロデュース 東京チェンバー・ソロイスツ vol.1

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ザ・フルート記事

現在東京音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授を務めている、日本を代表するフルーティスト工藤重典氏がプロデュースするシリーズの第1弾が開催される。
共演するのは、大阪交響楽団首席ソロコンサートマスターの森下幸路氏(Vn)と、国際コンクールで上位入賞を果たしているフルーティスト、石井希衣氏と瀧本実里氏。

ヴィヴァルディやJ.S.バッハ、チマローザ、モーツァルトとフルート奏者にとって重要なレパートリーがプログラムに並ぶ。
「フルートの黄金時代と言われる18世紀から19世紀初頭に特化した選曲です。難しい講釈は横に置いて、曲に身を任せて楽しんでいただこうというコンサートです。ぜひ会場に足を運んでいただき、生で音楽を作る過程を体験してみてください。奏者と同じ空気を吸い、奏でる音楽を聴いて頂きたいのです」(工藤重典/エンタメ特化型情報メディア スパイス記事より)

工藤氏はTHE FLUTE191号の特集「ジャン=ピエール・ランパル 生誕100年記念~語り継ぐべき偉大な芸術家~」の対談で、会場に足を運び、生の音楽を聴くことの大切さを強く説いていた。──生の演奏からしか得られないものがある、と。
2月14日、工藤氏はどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか。そのときにしか聴くことができない音、音楽をぜひ会場で体感してほしい。

 

◆工藤重典プロデュース 東京チェンバー・ソロイスツ vol.1
[日時]2/14(火)19:00開演
[会場]紀尾井ホール  https://kioihall.jp/
[出演]工藤重典(Fl)、森下幸路(Vn)、石井希衣/瀧本実里(Fl) 他
[曲目]パッヘルベル:カノン〜J.F.パイヤールへのオマージュ〜、ヴィヴァルディ:フルートとヴァイオリンのための協奏曲:J.Sバッハ:管弦楽組曲第2番、チマローザ:2本のフルートのための協奏曲:モーツァルト:フルート協奏曲第1番
[料金]全席指定 一般¥6,000 学生¥3,000
[問合せ]カジモト・イープラス 050-3185-6728
https://www.kajimotomusic.com

〈プロフィール〉
◆工藤重典
パリ国立高等音楽院を一等賞で卒業し、23歳の若さで第2回パリ国際フルートコンクールで優勝。パリ、ロンドン、ウィーン、ミラノ、ニューヨーク、モスクワ、ミュンへン、東京など世界各地でソリストとして訪問した国は40ヶ国に及ぶ。CDはマイスターミュージック、ソニークラシカル、ナクソスレーベルなどからリリースされ、70タイトルを超える。秋山和慶、岩城宏之、井上道義、小澤征爾、外山雄三、尾高忠明、佐渡裕、またJ.P ランパル、M.ロストロポーヴィチ、K.ペンデレツキ、J.Fパイヤール、ネヴィル・マリナーなどの名だたる指揮者と60曲以上のフルート協奏曲を演奏してきた。東京音楽大学教授、昭和音楽大学客員教授として後進の指導にあたっている。

◆石井希衣
福岡県出身。第10回神戸国際フルートコンクール第3位。第88回日本音楽コンクール 第2位。第19回日本フルートコンヴェンションコンクール第1位。東京フィル、横浜シンフォニエッタと共演。2021年度、2022年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。

◆瀧本実里
栃木県出身。東京音楽大学卒業。2019年、第24回びわ湖国際フルートコンクール一般部門第1位、第17回東京音楽コンクール木管部門第1位、第88回日本音楽コンクールフルート部門第1位に輝いた。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団と共演。

 

 








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