白尾 彰フルート・リサイタル・シリーズ 第6回 ~ドイツ音楽の夕べ~
白尾彰氏のリサイタルが開催される。白尾氏は1972年に新日本フィルハーモニー交響楽団へ入団し、留学とチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団を経て、新日フィルに復帰。以来2018年まで長きにわたり首席奏者を務めてきた。
今回のリサイタルは「ドイツ音楽の夕べ」と題し、モーツァルトやクーラウ、ドップラーなどフルートにとって重要なレパートリーでプログラミング。濃厚で芳醇な白尾氏の響きを心ゆくまで楽しみたい。
「今回は私のリサイタル・シリーズ第6回目として“ドイツ音楽の夕べ”を企画いたしました。モーツァルト、C.P.E.バッハ、ヒンデミットなどバロックから近代までの作品を演奏します。ヨーロッパは、その時代によって支配する国が変わりましたが、ドップラーの生地も当時はレンベルクというオーストリアの都市でした。ポーランド王国、オーストリア帝国、オーストリア=ハンガリー帝国などと、目まぐるしく強国に翻弄された歴史を持つ国、それが今のウクライナであり、当時のレンベルクは今のリヴィウなのです。人間の持つ愚かさとは反対に、人間の豊かな心と能力を持った作曲家達!当日は彼らが残してくれた素晴らしい作品を皆様に楽しんでいただけたら幸いです」(白尾 彰)
白尾 彰フルート・リサイタル・シリーズ 第6回 ~ドイツ音楽の夕べ~
[日時]12/17(火)18:00開場 19:00開演
[会場]東京文化会館・小ホール
https://www.t-bunka.jp/hall/small.html
[出演]白尾 彰(Fl)、白尾絵理(Pf)
[曲目]モーツァルト:ソナタ ヘ長調 KV13、C.P.E. バッハ:無伴奏ソナタ イ短調 Wq.132、ク ーラウ:≪オイリアンテ≫の主題による変奏曲 作品63、ヒンデミット:ソナタ、カーク=エラー ト:シンフォニッシェ・カンツォーネ 作品114、ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 作品26
[料金]一般¥4,000 学生¥3,000(全席自由)
[問合せ]白尾 彰 フルート・リサイタル・シリーズ実行委員会
shirao.recital@gmail.com / 050-5360-4123