マイベスト・チューナーを探せ!
チューナーは各メーカーで様々なモデルが販売されています。どれを買ったらいいのか、また自分に合ったチューナーはどれなのか、数多くあるチューナーの中から選ぶのは至難の業。そこで今回は、各メーカーさんにご協力いただいて、THE FLUTE編集部が隅々までチェックしました! みなさんのベスト・バイ・ガイドになったら嬉しいです!
チューナーは各メーカーで様々なモデルが販売されています。どれを買ったらいいのか、また自分に合ったチューナーはどれなのか、数多くあるチューナーの中から選ぶのは至難の業。そこで今回は、各メーカーさんにご協力いただいて、THE FLUTE編集部が隅々までチェックしました! みなさんのベスト・バイ・ガイドになったら嬉しいです!
今回チェックしたのは…!?
❶SMP100/セイコーインスツル株式会社
❷STH200/セイコーインスツル株式会社
❸TM-60/株式会社コルグ
❹CA-2/株式会社コルグ
❺CM-300/株式会社コルグ
❻STM30/セイコーインスツル株式会社
❼SNB1 のびーるくん/セイコーインスツル株式会社
01|SMP100
INPUT端子 PHONES端子 バックライト オートパワーオフ機能 メモリー機能 メトロノーム機能 調律範囲・精度:A0~C8・±1セント 基準ピッチ410~450Hz 音名オクターブ表示 基準音範囲:C2~C5 #30〜250回/分±0.1%のテンポ範囲 専用ポーチ付属 充電式電池に対応
魅力は、なんといっても針式であること!
感度が高く、視認性に優れているので細かく正確なチューニングができます。プロミュージシャンがアナログ針式メーターを使っているのをよく見かけるのは、この精密さがあるからこそですよね!
また、前面にあるダイナミックスピーカーの音量がとても大きいので、メトロノームを使ったアンサンブルの合わせなどで活躍しそうです。
とにかく正確な練習をしたい人におすすめできると思いました。
02|STH200
INPUT端子 PHONES端子 #オートパワーオフ機能 #メモリー機能 #メトロノーム機能 #タップ機能 #純正長三度/短三度サポート機能 #調律範囲・精度:A0~C8・±1セント #基準ピッチ415,438~445Hz #基準音範囲:C3~C6 #譜面台取付スリット付き #100gを切る軽量ボディ #30〜250回/分±0.1%のテンポ範囲 #充電式電池に対応 #単4アルカリ電池×1
チューナーとメトロノームが一体となった人気モデルです。
本体裏にスリットが入っていて、金属製の譜面台にカチッと装着できます。譜めくりが必要な楽譜の場合、チューナーの置き場所に困ることがよくあるので嬉しい仕様ですね!
また、基準音を鳴らしてみると、柔らかい音が鳴るので、音を重ねるとクラリネット奏者とチューニングをしている様な感覚になります(笑)。
純正三度でのハモリ練習をサポートしてくれるので、吹奏楽などアンサンブルをよくする人におすすめです!
03|TM-60
INPUT端子 PHONES端子 #サウンド・アウト機能(3oct) #サウンド・バック機能 #キャリブレーション機能(410〜480Hz) #ビート・モード #タップ・テンポ入力 #フル・ステップ #ペンデュラム・ステップ #30〜252回/分のテンポ範囲 #メモリー・バックアップ機能 #オート・パワー・オフ機能 #2段階調整バックライト
コルグのベストセラーモデル!こちらもチューナーとメトロノームが一体になっているので一台で完結します。
液晶画面が大きく、バックライトで明るく照らしてくれるので、視認性がとても良いです!
すっごく細かい部分ですが、電池蓋が本体と一体になっていることに感動しました!学生時代、電池蓋を無くしてしまったり壊してしまっている人を多く見かけていたので、これならそんな心配もないです。
レスポンシブもよくて、しっかりと反応してくれますし、バッテリー寿命は130時間と長いので、ずっと愛用できるチューナーだと思います。
04|CA-2
INPUT端子 PHONES端子 #サウンド・アウト機能(3oct) #サウンド・バック機能 #キャリブレーション機能(410〜480Hz)
チューナー機能のみのシンプルなアイテムです。
カード型でコンパクトなフォルムなので、フルートバッグに入れていてもゴツゴツしないですし、持ち運びに優れていると感じました!
TM-60同様、電池蓋の設計が嬉しい仕様になっています。
画面の表示もとてもスッキリしているので、直感的なチューニングができます。スピーディーに音を合わせたい人におすすめです!
小物編
05|CM-300
周りに人がいる状況でチューニングをしなくてはならない時、慣れていないと正確なチューニングが難しのですが、コンタクトマイクでしっかりと音を拾えば誰でも簡単にピッチを合わせることができます。
挟む力もちょうどよく、クッションが施されているので、フルートの様な管体も薄くて柔らかい楽器でも安心です。
ケーブルの根元(接合部)がしっかりとした作りになっているので、断線しにくい構造になっているとのこと!
フォルムも可愛いので、吹奏楽ユーザーはチューナーとセットで購入しておけば間違いないと思います!
06|STM30
こちらも全体練習といった大勢のなかでのチューニングが簡単に行えるピックアップマイクです。
コネクタ部の耐久性が7倍もアップしているとのことですので、長く愛用できるマイクだと思います。
クリップもしっかり開くのでどの管楽器奏者も使えそうです。
06|SNB1 のびーるくん
先ほど紹介した『STH200』とセットで使う便利なアイテムです。
自然と視界に入ってきてくれるので、指揮者の方向を見ながらピッチも確認できますね!合奏の時のフェルマータで重宝しそうな予感がします!
試してみて…
私が持っているチューナーに比べ、どのチューナーも性能がアップしていることに驚きました!
特に感じたのはレスポンスの良さ。スタッカートや短い音などにも瞬時に反応してくれた印象です。跳躍した音はもちろん、連符の最後の音も素早くしっかり拾ってくれるので、細かい部分もしっかりとチェックできます。
今は、多機能のものからシンプルなものまで様々なチューナーがあります。選ぶ基準は、性能よりもどんな機能が自分に合っているか、ということだと思いますので、“マイベスト・チューナー”選びの参考にしてください☆
製品に関する問い合わせ先
セイコーインスツル株式会社
メトロノーム・チューナー係 TEL.0550-81-1053
https://www.sii.co.jp/music/
株式会社コルグ お客様相談窓口
TEL:0570-666-569
https://www.korg.com