総銀製フルートバランスキャップ「スワロフスキー」が登場
ファッションジュエリーなどにも使われているスワロフスキーが付いたスターリングシルバー(シルバー925)製バランスキャップを試奏チェックしました。
今注目を集めているブルズアイ・フルートバランスキャップをフルート奏者の川上葉月さんに試奏チェックをしてもらいました。
今回試奏したのは、ファッションジュエリーなどにも使われているスワロフスキーが付いたスターリングシルバー(シルバー925)製バランスキャップです。
まずは、既存のバランスキャップの紹介から。アルソオンラインで取り扱うバランスキャップは、国内メーカーのフルートに対応するシルバープレート、ゴールドプレート、ピンクゴールドの3種類。それぞれ元来の音色を大切にしながら理想の音色に近づけるショートタイプと、更に変化を望む方向けのロングタイプがあります。以前THE FLUTE編集部が試奏した記事もあるので、こちらも参考にしてくださいね。
>> 編集部が“バランスキャップ”を試してみました!
早速試奏をしてみました!
川上 吹いてみてすぐに感じたのは、音の抜けやパワーが全然違うということですね。確実に音量が増すと実感できます。それと、フルートは高音のファ#、ソ#が鳴りにくいんですけど、それがかなりクリアな音抜けです。高い音はとても気分よく吹けますね。もっと息を入れたいくらい!普段は、息を入れすぎると音が割れてしまいますが、いつもの倍くらい息を入れてもしっかりとした音が鳴ってくれます。音色は、倍音がたくさん含まれているので、一つひとつの音がキラキラ、シャリシャリした感じです。
川上 特に中・高音域の音色の変化に驚きました。このバランスキャップは総銀製で、他のヘッドキャップ(クラウン)に比べてかなりの重量感があります。普段の構え方では、低音域は出すのが少しキツく感じましたが、それもすぐに馴れるのではないでしょうか。芯は太く柔らかで、音の周りはキラキラとした銀特有の成分が散りばめられている。でも金のフルート並みのパワー感が欲しい。そんな方にオススメです! それと、忘れてはいけないのがスワロフスキー(笑)。“ジュエリー” と聞けばやっぱり女子はテンション上がりますよねぇ♡
>>EX総銀製スワロフスキー入り(ライトローズ) タイプ Y
>>EX総銀製スワロフスキー入り(ライトローズ) タイプ M
>>EX総銀製スワロフスキー入り(サファイア)タイプ Y
>>EX総銀製スワロフスキー入り(サファイア)タイプ M
※タイプY =ヤマハ用、タイプM=ムラマツ、サンキョウ、ミヤザワ、アルタスの各社用
試奏したのは・・・
- 川上 葉月 Hatsuki Kawakami
- 武蔵野音楽大学器楽学科フルート専攻卒業。在学中に学内ウィンドアンサンブルメンバーに選抜される。国内コンクール多数入賞。2014年渡仏。パリ19区立ジャック・イベール音楽院に進学し即興音楽教授のミエ・ウルクズノフに指導を受ける。これまでにフルートを向井めぐみ、高木順子、甲斐道雄、ミエ・ウルクズノフ、室内楽をフレデリック・ラガルド、エマニュエル・ジャガーの各氏に師事。フュージョン& ファンクバンドSADA 丸メンバー。2016年地元埼玉県深谷市にて川上葉月フルート音楽教室を開講し、深谷市で音楽普及活動を行なっている。