フルート記事 ちょっとおしゃれに、懐かしきJ-POP 最終回スペシャル
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「糸コン」――『糸』演奏コンテスト―― グランプリ発表!!

ちょっとおしゃれに、懐かしきJ-POP 最終回スペシャル

REVIEW

これまで20回にわたってお送りしてきました「懐かしきJ-POP」ですが、今回で最終回となります。
最終回は特別編として、2016年末にこのコーナーとのタイアップで実施した「糸コン」のグランプリ発表を行ないます。

これまで 20 回にわたってTHE FLUTE誌上でお送りしてきた「懐かしき J-POP」も、今回で最終回となります。 最終回は特別編として、2016 年末にこのコーナーとのタイアップで実施した「糸コン」のグランプリ発表を行ないました。

「糸コン」は、フルートを演奏する楽しさを読者の皆さんと共有することを目的に、『糸』(中島みゆき作曲)の演奏音源を募ったコンテストでした。ソロ部門、デュオ部門、アレンジ部門それぞれでたくさんの方々にご応募いただき、この場をお借りしてお礼を申し上げます。応募音源の中から、このコーナーのナビゲーターを務めた尾形誠さんとTHE FLUTE編集部による厳正な審査のうえ、3つの各部門でグランプリ・準グランプリを決定しました。また、応募の全作品に、尾形さんから講評コメントをいただき、THE FLUTE 157号誌上に掲載しています。それぞれの講評は、ソロ・アンサンブルともに演奏経験豊かな尾形さんならではの視点によるアドバイスになっています。応募者はもちろん、これから『糸』を演奏しようと思っている人にとっても参考になるアドバイスばかりですので、応募した人もしていない人もTHE FLUTE 本誌157号にて、ぜひお読みください。

4/26 Update!! 受賞者の皆さまの音源を公開しました!

糸コン概要

ソロ部門
ソロ+ピアノ部門
アルソ出版刊の楽譜「Melody for Flute」を使用、付録の伴奏CDも使用可。

デュオ部門
フルートデュオ+ピアノ部門
THE FLUTE 154号 P54〜58の楽譜を使用。

アレンジ部門
編集・編成ご自由に!
フルートを使っていれば、編成、アレンジなど、すべて自由でOK!

賞と賞品

グランプリ
特製木製譜面台を1台+アルソ出版の楽譜5000円分

準グランプリ
THE FLUTE 1年定期購読

糸コングランプリ

ソロ部門

石田あゆみ

石田あゆみさん

応募コメント
2歳の息子が寝ている間に演奏しました。息子はイヤイヤ期真っ最中で、私が音出しを始めれば「ママ!れんしゅうおわり!」と阻止……。かと思えばTooTを 持ってきて「ママといっしょ!」と嬉しそうに音を鳴らす日もあります。アマチュアオーケストラで出会った主人と結婚して3年目、 ママとして2年目、保健室の先生として9年目。そんな私がフルートと向き合い、演奏する『糸』です。

デュオ部門

山根菜摘_中村優志

山根菜摘さん中村優志さん

応募コメント
今回、大学の部活の先輩とデュエットを吹かせていただきました!先輩と出会ったのは去年の春です。吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストなど、共に出場し、様々なことを先輩から教わりました。先輩は今年の春で大学を卒業される予定です。最後の思い出として、先輩と『糸』という素晴らしい曲を吹くことができ、私は幸せです。今回はこのような機会を与えて頂き、ありがとうございました。
(コメント:山根菜摘さん)

アレンジ部門

齋藤千佐

齊藤千佐さん

応募コメント
春、今年はフルートのブランクの時期を作らないと誓う! 夏、新しいフルートとの出逢い! 憧れのリングkeyに! 秋、基礎練習の大切さを実感し、日々音色の追究! 冬、「糸コン」応募を決意!
ふと目にした「糸コン」の文字。なぜか心惹かれ、一番仕事が忙しい時だったのに応募を決意しました。歌詞のニュアンスを生かした演奏にしたくて、フレーズを変えてはいけないのかと少々悩んでいました。ピアノの先生にも相談したところ「アレンジ部門もありますね。伴奏をボサノヴァ風に編曲してみましょうか」さらに「最近、録音の勉強も始めたのでマイク2本使って録ってみましょうか」ということになり、やる気に火がつきました。曲への思い入れも深まり、充実した楽しい時を過ごすことができました。一生の思い出になると思います。多くの素敵な糸に出逢えて、私はしあわせです。

糸コングランプリ

ソロ部門

久本夏希

久本夏希さん

応募コメント
同じ音楽グループで活動する18歳年上の彼氏からプロポーズをされました。お受けする気持ちを素直に言葉では表現できず、悩んでいた時にこのコンテストを知りました。つい思いとは反対の言葉を言ってしまいがちな私ですが、フルートでなら素直な気持ちが伝えられるのではないかと思い、その思いを込めて吹きました。これからも一緒に活動し、音楽で誰かを癒すことができればと思います。

デュオ部門

織田茂伸

織田茂伸さん

応募コメント
とても素晴らしい曲と、アレンジのおかげで、表現したいイメージがすぐに浮かんできました。余計なことは考えず、2回くらいの録音で完成させました。少々音程が悪いのが気になりますが、それもまたご愛敬?です。

アレンジ部門

小池真梨

小池真梨さん

応募コメント
糸コンに応募することをきっかけに、多重録音に初めて挑戦しました! こだわったところは、おそらく誰も使っていないであろうデジタル管楽器Aerophone(エアロフォン)のヴァイオリンの音を使って演奏したところです。



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