フルート記事 難波 薫×リーフレック
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lefreQue がすごい !! THE FLUTE vol.157

難波 薫×リーフレック

GEAR

ジョイント部に取り付けるだけで、音の輝きや音量、さらには音色までが劇的に変わる─そんな夢のようなアイテム、その名もリーフレック。オランダ生まれのこのアイテムがスゴイ!といま話題沸騰中。ホントにすごいの?どのくらいすごいの??……ということで、現在、日本フィルハーモニー交響楽団の奏者を務めるほか、ソロや室内楽でも活躍中の難波 薫さんに試奏してもらった。

ジョイント部に取り付けるだけで、音の輝きや音量、さらには音色までが劇的に変わる─そんな夢のようなアイテム、その名もリーフレック。オランダ生まれのこのアイテムがスゴイ!といま話題沸騰中。ホントにすごいの?どのくらいすごいの??……ということで、現在、日本フィルハーモニー交響楽団の奏者を務めるほか、ソロや室内楽でも活躍中の難波 薫さんに試奏してもらった。

今回試してもらったのは……

lefreQue(リーフレック)

オランダで開発された管楽器の音響を向上させるアイテム。楽器のジョイント部にリーフレックを取り付けブリッジさせることで、頭部管の響きを管体へダイレクトに伝えることができる。フルートをはじめとする木管楽器に加え、金管楽器などすべての管楽器で使用可能!

 
リーフレック

「なんで、こんなに変化が!?」
−−経験したことのない音色の“七変化”、音のつながりもスムーズに

リーフレックを見た瞬間、難波さんからは「あ、薄いんですね!」という声が。7種類のラインナップのうち、どれを使うかはお好み次第だが、難波さんは、現在使用中の総銀製の楽器に合わせてまずソリッドシルバーをチョイス。
実際に装着して吹いてみると……「なんで、こんな変化が!?」と驚きの声。「音がパワーアップして、全体的に音のレベルが1つずつ上がっている感じがします。あと、響きも増してる。まるで広い場所で吹いた時のようです。」吹奏感は「まずふっと軽く吹いたときに、メゾフォルテ程度の吹き方なのにフォルテのような芯のある鳴り方になりました。無理なく響かせられて、音のつながりもスムーズです。」他6種類も次々と試奏した難波さん。最終的に、使い心地がよかったものを2つ選んでもらった。「どれも音色にそれぞれ違った特徴が出てくるのが面白い!」とコメントしつつ、最終的に選んだのは……?

リーフレック

難波 薫 SELECT

BEST 1 Red Brass

銅という素材はフルートにはないものなので、ちょっと予想外だったのですが、私の中ではベストです! 使っている楽器をそのままアップグレードしたような、音色や音質を変えずに向上させてくれます。音の艶も損なわれずに、本来の良さが残ってそのままパワフルになりました。

 

BEST 2 Solid Silver

私、半年くらい前まで金の楽器を使ってたんです。でも、だんだん柔らかい銀の音色を求めるようになって、結局いまは銀のものを使っています。そんな銀の良さを活かしたままパワーをアップできて、レガートもよりスムーズに演奏できるのがいいですね。

 

難波 薫 Comment

「音色のキャラクターを変えられるから、音楽の可能性が広がりそう」
オーケストラでは、指揮者によって要求される音が違ってきます。銀の楽器を使っていると、音色は気に入っているけれどパワーが足りないな……と思うこともあって。だから、音色のキャラクターを変えられるリーフレックには、すごく可能性を感じます。取り付け方も、慣れればすぐにできるようになりますね。多彩な素材の中から、自分に合った組み合わせを選べるところも、魅力的だと思います。

 

アルソオンラインでも好評発売中!

lefreQue リーフレック

>> lefreQue

 



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