File:09 | 練習方法が失敗!? リンクスのフルートしくじり学
フルートアンサンブル LYNXによる手描きマンガ連載。FLUTEオンラインで配信しています。第9回は練習での失敗談です。練習で失敗するとは…?
RITSUKO's COMENT
電車の中やレジの行列など、距離の近すぎる人がいて戸惑った経験はありませんか?
周囲へ意識を向けているかどうかで、こうした行動が変わってくるものですが、実はアンサンブルでも同じ。仲間がどう吹いているか(吹きたいか)に意識を向け、場の空気を読み取る努力が必要です。
逆に自分に意識が向き様々な感情にとらわれると、まわりの情報をキャッチできなくなるんです。思えばずいぶんKY(空気の読めない)な演奏でみんなの時間をムダにしました。
自分ではなく周りにアンテナを向け、受け取ったものに応える為にも、技術や音のコントロールと言った基本的な問題は個人練習できちんと解決しておきたいですね。
また日頃から、曲全体の流れを理解した上で、自分の役割が何か、そのためにどう身体を使って吹くのか意識することを心がけることが大切です。
こうした練習を客観的に見るには、やはり録画がおススメです。自分の感触と実際の演奏に開きがあったり、周囲の演奏に新たな発見をしたり…様々な気づきがあるんです。
なかなか自分の演奏の録画を見るのは気が進まないものですが、自分自身だけでなくアンサンブル全体、さらに音楽に対する理解を深めるのに最も有効なので、勇気を出してトライしてみましょう!
練習での失敗ネタはまだまだ書き切れません(笑)
第2弾や個人練習編でもご紹介していきますのでお楽しみに。。
一、自分ではなく周りへ意識を向けて、周りの空気を感じ取れるよう努力しよう!
一、 個人的な問題は自分で解決して、合奏練習の質を高めよう。
一、練習記録を工夫しながら、客観的に振り返り、自分や全体への理解を深めていこう。
・過去の連載は、wind-i onlineにてお読みいただけます。(全6回)
次回更新は11月「選曲も間違えないように!」
※隔月、奇数月の1日頃に更新いたします! お楽しみに!
LYNX