File:22 | ますます気になる「感染症対策」 リンクスのフルートしくじり学
今回のテーマを「音響の問題」と予告していましたが、時節柄「感染症対策」の話題を先にお送りすることになりました(音響の話題は次回へ)。というわけで、ますます気になる感染症対策――。
RITSUKO's COMMENT
おさらい会のエピソードの時はろくに練習できずに参加したのですが、同じく寝込んでいたはずの小池さんの見事な演奏に加え、先生の険しい表情にすっかり後がなくなった私。
「とにかく暗譜だけは死守せねば!」と挑んだ結果、細かい16分音符を端折って旋律だけ吹いてみたり、ピアノ伴奏がカデンツを弾いて解決したのにまだトリルを吹き続けていたり……。本気で吹いているとは思えない、まるでコントのような出来栄えに、皆は笑いをこらえきれずお腹をかかえ、最後は先生も涙を流して笑っておられました。
一方、感染症への意識が高かった小池さんは、いざという時の対処法も身につけていたんですね。というか、元々の課題処理能力の違いが大きいかもしれませんが。
もちろん、そもそもウイルスをもらわないようにすることが大前提です。本番を控えた時期には無茶をせず、感染リスクを減らした生活をしたいものですね。
また、特殊管の共有や楽器の試奏時は要注意! お互いの体調をきちんと確認し、消毒を徹底する等の対策も忘れずに。そして異変のある時は無理をせず、周囲にウイルスを拡散させない努力も必要です。
今年はインフルエンザ大流行の噂も。演奏の機会が制限されている昨今だからこそ、各々がしっかり対策をして楽しく演奏したいですよね。
一、本番を控えた時期はなるべくリスクを減らした行動をしよう。
一、楽器の試奏や共用には細心の注意を心掛けよう。
一、周囲にウイルスを拡げないよう、無理せず休もう。
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次回更新は2022年1月
「音響の問題」をお送りします
※隔月、奇数月の1日頃に更新いたします! お楽しみに!