File:26 | 特殊管の敵「楽器とお出かけサービス」 リンクスのフルートしくじり学
今回はしくじりと言うより、単なる文句かもしれません。
最近は特殊管を持っている方も増えてきたので、なにかしら参考になれば幸いです!
MATSUZAKI'S COMMENT
このサービス、急に楽器からも料金を取り出したことはもちろんですが、さらに腹立たしかったのが職員たちの対応。自分たちで新しいサービスを設けたのに、誰も詳細を分かっていないのです! 初回は余裕を持ってみんなより1時間くらい早く空港に着き、さすがに時間が余るだろうからゆっくり朝ご飯でも食べようと思っていたのに、カウンターでたらい回しにされ、全然時間がなくなってしまいました。
「預けちゃっても大丈夫でしたよ」という話も聞きますが、支障があったという話があるのも事実。専用ケースで丁重に扱いますとは言うけれど、「もし故障等があっても会社側に責任がない」ことに同意する書類にサインするとなると、一抹の不安が残ります。
飛行機に乗ってからも、せっかくの3人席なので楽器を真ん中にしてゆったり座っていたら「楽器は窓側でお願いします」と。避難するときに道を塞がないためだそうですが、通路側に置いても全然普通に通れますよ?と思ってしまいます。チェロやチューバなら分かるけど、楽器のサイズを見て柔軟な対応をしてほしいものです。
最近はこういうものだと諦めていたのですが、暮れにコンサートで札幌に行った帰りに驚きの申し出が。「楽器の前の席なのでリクライニングが一切できません」って、サラッと言われても! もちろんリーダー佐藤は断りましたが、だから楽器のサイズ見てってば、リクライニング全開にしてもかすりもしないから!と言いたくなります。
最近は格安航空券も多く出回っていますから、人間のチケットより楽器のほうが高いなんてこともあったりなかったり……。納得はいきませんが、このシステムが始まってから飛行機に乗るときの遅刻の心配がほぼなくなったな、と思うようにしている今日この頃です。
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