第5回 レポート「第19回フルートコンベンションin福岡」

2019-10-02

8月23日～25日に開催された第19回フルートコンベンションin福岡に参加してまいりました。
写真と一緒に振り返ってみたいと思います！ 

会場のアクロス福岡の様子。

コンベンションのグッズもたくさんあり賑わっていました♪"

コンベンションでは、コンクール・演奏会・マスタークラスなどイベント盛りだくさんで、日本だけではなく世界のフルーティストも大集合！　まさにフルート三昧な3日間でした。
ちなみに、福岡で開催されるのは2回目だったそうです。
私はソロ部門のコンクールに参加するために少し早く福岡入りしたのですが、コンクールの他に初日のオープニングセレモニー＆コンサートのフルートオーケストラでアルトフルートを吹かせていただいたのと、木ノ脇道元さんのワークショップで2曲助演をさせていただきました。

フルートオーケストラでは、地元のフルート吹きの皆様と交流できてとても楽しかったです。九州のフルート人口の多さやみなさんの熱意を肌で感じることができました！

道元さんのワークショップで、私の同級生のフルーティスト石田彩子さんの曲を演奏している様子。

コンベンションではおなじみの試奏ブースも初日から大盛り上がり！　こんなにまとめてお試しできる機会はなかなかないですよね。

中にはちょっと変わり種の楽器も置いてありました！こういう楽器と触れ合えるのもコンベンションならではかなと思います。

コンベンションといえば、コンクールも目玉行事のひとつ。今回私はありがたいことに本選まで残していただき、入選という形で幕を閉じました。
正直コンクールはあまり得意ではないというか、いろいろなことを考えすぎてしまうので、受けるたびに心の底から疲れてしまうのですが……今回は逃げ出さずに受けてよかったかなと思います……！

コンクールの結果はこちら
https://japan-flutists.org/festival/flute-convention2019/

そして何より、運営スタッフの皆様の支えあってのコンベンションだな……！と。コンクールを受けていたぶん、普段よりも強く感じることができたように思います。

こういうイベントで一番大変なのは、間違いなく裏方の皆様！　朝から晩まで本当にありがとうございました。無事に終えることができてホッとしたのか、打ち上げ会場で涙ぐんでる方もいらっしゃいました。

こうやって2年に一度、フルートを愛する日本中の笛吹きが集まってみんなで力を合わせて開催するフルートコンベンションは、まさに日本の夏祭りだなぁと思いました。

いつまでも日本のフルート界が発展していくことを願ってやみません。

会場で仲良くしてくださったみなさま、ありがとうございました！

藝大の後輩のみなさま。アンサンブル部門の優勝は藝大三年生のグループでした。おめでとう！

左から藝大同期の満丸彬人さん、実行委員長として会をまとめてくださった武田又彦先生、同期の有田紘平さん。

タレコミやリクエスト募集！
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岩崎花保 Kaho Iwasaki

愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。