第6回 インタビュー編「上野由恵と絵画」
インタビュー第4回目のゲストは、ソリストとしてはもちろん、東京六人組などアンサンブルでもご活躍されている上野由恵さんをお迎えいたしました。 フルートを始められた頃から、曲の情景やイメージを思い浮かべて演奏をしていたという由恵さん。ご自宅に伺って、音楽と絵画の関係や、好きな画家についてたっぷりお話を伺いました!
インタビュー第4回目のゲストは、ソリストとしてはもちろん、東京六人組などアンサンブルでもご活躍されている上野由恵さんをお迎えいたしました。
フルートを始められた頃から、曲の情景やイメージを思い浮かべて演奏をしていたという由恵さん。ご自宅に伺って、音楽と絵画の関係や、好きな画家についてたっぷりお話を伺いました!
クレーとブーレーズ
ヨーロッパの音楽と美術は同じような流れを辿っているので、美術を知ることで音楽を知れたり、その逆もあったりして、すごく面白いんです。
▶︎インタビューは、2ページ目に続きます
上野由恵 Yoshie Ueno
東京藝術大学をアカンサス音楽賞を得て首席卒業。同大学大学院修士課程修了。第76回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、加藤賞、吉田賞、E・ナカミチ賞。第2回東京音楽コンクール第1位。第15回日本木管コンクール第1位、コスモス賞(聴衆賞)、兵庫県知事賞、朝日新聞社賞。第1回北京ニコレ国際フルートコンクールセミファイナリスト。
これまでに、ソリストとして、E・インバル、V・ヴァリトフ、小林研一郎、広上淳一、北原幸夫、大友直人、松尾葉子、飯森範親の各氏らの指揮による国内外のオーケストラ(チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、芸大フィルハーモニー管弦楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団)と共演。また、室内楽においても、ソリストとして、チェコ・フィル六重奏団、ベルリン・フィル首席奏者によるアマルコルド・カルテット・ベルリン等と共演。その他、ドイツ、オーストリア、フランス、ロシア、韓国、中国、台湾にて、ソリストとして招かれ演奏している。
2011年オクタヴィア・レコードよりデビューCDを2枚同時リリース。2019年までに計9枚のCDをリリースし、『レコード芸術』特選盤、朝日新聞特選盤等に選ばれる。2016年はアメリカを拠点として、ワシントンでのソロリサイタルやカーネギーホールでのソロ演奏など、各都市で公演を重ねる。2017年秋よりパリに拠点を移し、フランス及びヨーロッパ各国で活動。2018年夏に完全帰国。 2018年S&Rワシントン賞を受賞。
岩崎花保 Kaho Iwasaki
愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。
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上野由恵 | 岩崎花保