第3回 インタビュー編 「坂上領とサッカー」
フルーティスト・インタビューシリーズ第2回目は、全国の様々なイベントで引っ張りだこの坂上領さん。フルートだけではなく、リコーダーやオカリナ、EWIなど自在に操る領さん。そして、音楽以外にもサッカーという特技が……。
フルーティスト・インタビューシリーズ第2回目は、全国の様々なイベントで引っ張りだこの坂上領さんをお迎えしました。フルートだけではなく、リコーダーやオカリナ、EWIなど自在に操る領さん。そして、音楽以外にもサッカーという特技が……。その多彩な魅力はどこからやってくるのか、本日はサッカーのほうをメインに、お話を伺ってきました。
サッカーとジャズの青春時代
さて、さっそくですが領さんが最初にサッカーをされたのはいつですか?
ヴィヴァルディでアドリブを
坂上領 Ryo Sakagami
1978年6月9日生まれ。東京大学教育学部附属中学校にて、中学1年の時に同校のオーケストラに入団するのをきっかけにフルートを始める。日本大学芸術学部音楽学科フルート科に進学し本格的な音楽活動を開始。卒業後、現在に至るまで、様々なジャンルを「広く深く」追求。
自己のユニット『piada』にて「繪本図書館」「天球遊歩道」「雪原夜想曲」の3枚をリリース。2014年には2001年結成のリーダーバンド『チャランガぽよぽよ』初となるアルバムをリリース、日本経済新聞などに紹介され、話題となる。2018年『チャランガぽよぽよ』2枚目のアルバムをリリース。
これまでに共演、録音参加したアーティストに生田絵梨花(乃木坂46)、井上芳雄、上田正樹、加護亜依、亀梨和也、河口恭吾、草彅剛、小坂明子、Sound Horizon、スガシカオ、菅原洋一、杉山清貴、高嶋ちさ子、Chage、NAOTO、元ちとせ、松下奈緒、Monday満ちる、南佳孝など、多数。その他作品としては、篠山紀信『digi+kishin』、映画『テルマエロマエ2』『今夜、ロマンス劇場にて』、NHK『名曲アルバム』、NHK連続テレビ小説『つばさ』、アニメ『スティッチ!』『ケロロ軍曹』、ゲーム『レイトン教授』シリーズ、『GRAN TURISMO 5』、『LIGHTNING RETURNS : FINAL FANTASY XIII』など。
また、雑誌「THE FLUTE」「THE SAX」にて連載、「THE FLUTE」vol.125では表紙を飾る。2015年には初の著書「坂上領の聴きたい、吹きたい、あれこれ〜Jazz&Pops FLUTE Lesson Book〜」を出版。現在ではフルートを中心にEWI、リコーダー、オカリナ、ティンホイッスルなども駆使する幅広いスタイルでの音楽活動を展開。
https://www.ryosakagami.com/
岩崎花保 Kaho Iwasaki
愛知県豊田市出身。
第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。
第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。
第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位をはじめ、様々なコンクールで入賞。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞受賞。
小澤征爾音楽塾、浜松国際管楽器アカデミー、ロームミュージックファンデーション音楽セミナーに参加。
NHKのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」や「スコラ」などに賛助出演し、人材派遣の協力もしている。
学生時代から古楽の世界にも興味を持ち、トラヴェルソ奏者としても活動しているほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、コンサートの企画運営など、演奏以外の仕事もボーダーレスに行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
2019年より東京藝術大学管打楽科の非常勤講師として藝大ウィンドオーケストラの授業を担当している。
タレコミやリクエスト募集!
ご意見はザ・フルートの公式SNSのダイレクトメッセージ、またはアルソ出版のお問い合わせアドレスまでお送りくださいませ。