フルート記事 第37回インタビュー編~会社員フルーティスト柴田翔平
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THE FLUTE ONLINE 連載 「岩崎花保のハッピーフルートライフ」

第37回インタビュー編~会社員フルーティスト柴田翔平

ARTIST

みなさんこんにちは。フルート奏者の岩崎花保です。
今回のゲストは、国立音大を卒業後にフリーランスではなく《就職》という選択をされ、IT企業でシステムエンジニアとして銀行のシステム開発に携わった後、現在はコクヨ株式会社に勤めながら面白い演奏会の企画をされている柴田翔平さんにお話を伺いました。
会社員とフルーティスト、二足の草鞋で活動される柴田さんのユニークなアイデアはどのように生まれるのでしょうか?

フルートとの出会い

岩崎
まずは柴田くんとフルートの出会いについて教えてください。
柴田
私の通っていた小学校は、昨年テレビ番組の「ナニコレ珍百景」でも紹介された少し変わった学校で、1年生から週に2時間オーケストラの授業がありました。
1・2年生はヴァイオリンかチェロを選択し、3年生から管打楽器も選べるようになるのですが、その3年生の楽器選択で運良く第一希望のフルート担当になれたのが私とフルートとの出会いです。
 
小学3年生の授業の様子。右から2番目が柴田さん

▶︎インタビューは、2ページ目に続きます


柴田翔平 Shohei Shibata

柴田翔平
柴田翔平

静岡市出身。8歳よりフルートを始める。国立音楽大学音楽学部フルート専攻卒業。フルートを故・佐藤充一、山本美和、名雪裕伸の各氏に師事。第7回岐阜国際音楽祭コンクール専門の部アンサンブル部門第3位入賞。第24回日本クラシック音楽コンクール全国大会出場。リサイタルシリーズに加え、自身の建築好きが高じた公演「名建築の響き」シリーズを主なライフワークとして演奏活動を行なっており、個性的なチラシやプログラムノートのデザイン・制作も自身で手掛ける。大学卒業後、(株)NTTデータフィナンシャルテクノロジーにてシステムエンジニアとして金融機関のシステム開発に携わった後、現在コクヨ(株)にて法人向け電子帳票生成・配信システム「@Tovas」の開発に携わっている。

・柴田翔平 X(旧Twitter)アカウント
https://x.com/shiba_nikki
・コクヨ株式会社
https://www.kokuyo.co.jp/

 

〈演奏会情報〉
柴田翔平 フルートリサイタルVer.2.0.0

[日時]7月15日(月・祝)19:00開演 (18:30開場)
[会場]スペースDo(管楽器専門店ダク地下階)
[料金]全席自由 1,500円
[公演詳細&チケットお申込み]
・パスマーケット (決済: PayPay、クレジット、コンビニ払い)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02qumhqayaq31.html
[出演]柴田翔平(フルート・お話)、名雪裕伸(フルート:元東京フィルハーモニー交響楽団フルート奏者)、横山さやか(ピアノ)

 
柴田翔平フルートリサイタル
柴田翔平フルートリサイタル
 

岩崎花保 Kaho Iwasaki

岩崎花保
岩崎花保

愛知県豊田市出身。 第15回日本クラシック音楽コンクール中学校の部全国大会第1位。第61回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会第1位。第13回万里の長城杯国際音楽コンクール管楽器部門第1位など様々なコンクールで優勝と入賞を果たす。
2012年豊田市文化振興財団より文化新人賞を受賞。2023年にはフルート奏者初となる楽器店大賞グランプリを受賞。
フラウト・トラヴェルソ奏者としても演奏活動を行なうほか、朝♪クラ音楽ディレクター、コラムライター、フルートデュオアラン、YouTuberとその仕事は多岐に渡る。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻を修了。
現在は東京藝術大学管打楽科非常勤講師として後進の指導にも力を注いでいる。

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