レパートリーを広げよう 新世代の人気曲をモノにする
アンコール・ピースと呼ばれる小品や、いつか吹いてみたいと憧れる曲―自分のレパートリーとしてモノにしたい作品が、あなたにもきっとあるのではないでしょうか。 ここでは、いわゆるクラシックの“名曲”からはちょっと離れ、近年に生まれて愛されるようになったフルートの「新世代の人気曲」を取り上げます。
“名曲”と呼ばれるフルートのレパートリー。
アンコール・ピースと呼ばれる小品や、いつか吹いてみたいと憧れる曲―自分のレパートリーとしてモノにしたい作品が、あなたにもきっとあるのではないでしょうか。
ここでは、いわゆるクラシックの“名曲”からはちょっと離れ、近年に生まれて愛されるようになったフルートの「新世代の人気曲」を取り上げます。
それぞれの曲に縁や造詣の深いプロ奏者たちによる解説や、レッスンを掲載。奏者の皆さんによる演奏動画も紹介しますので、素晴らしい模範演奏を見て・聴いて楽しむこともできます。
美しく、スタイリッシュに吹けたらきっともっとフルートが楽しくなる―そんな新世代の名曲たちを、紹介していきます。
CONTENTS
#1.『EARTH』(村松崇継 作曲) advice by 高木綾子
#2.『後悔と決心』(ゲイリー・ショッカー 作曲)advice by 栗田昌英
#3.『Deep Blue』(イアン・クラーク 作曲) advice by 立花雅和
#4.『スパークル』(RADWIMPS 歌/野田洋次郎 作曲)/『Lemon』(米津玄師 歌/作曲)
advice by 尾崎勇太
New Repertory #1.
『EARTH』
(村松崇継 作曲)
advice by 高木綾子
壮大な世界と、大地を踏みしめて生きる私たち— 想像力を膨らませて演奏したい
演奏のpoint
ブレス
フレーズが長い割には、息継ぎできる場所が限られます。また、中音と高音で同じメロディが出てくるところがありますが、高音のほうはあっという間に息がなくなってしまいます。楽譜に書いてあるブレス箇所だけでは足りない人もいると思いますが、その場合は不自然でない場所で追加してください。
曲想
雑誌掲載(vol.171)の楽譜に、演奏アドバイスを付記しました。イメージ的な部分は、私自身が演奏するときのことを再現したものですので、参考まで。
Interview
映画音楽のように……15年を経ても色褪せない“憧れの曲”
壮大な世界と、大地を踏みしめて生きる私たちと
……次のページへ続く
#1.『EARTH』高木綾子
#2.『後悔と決心』栗田昌英
#3.『Deep Blue』立花雅和
#4.『スパークル』/『Lemon』尾崎勇太