フルート記事 フィンダのピッコロトリセツ講座 第13回
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THE FLUTE vol.183

フィンダのピッコロトリセツ講座 第13回

LESSON

皆さんは、ピッコロのお手入れや取り扱い、もちろん奏法もですが「本当はどうするのがベストなんだろう??」と迷ったり悩んだりすることはありませんか?
このコーナーでは、皆さんにピッコロに関する正しい知識をレクチャーしていきたいと思います。皆さんが疑問に思っていたことが解決したり、目からウロコが落ちるかもしれない知識を得たり……きっと役に立つことと思います。
説明するだけではわかりにくい取り扱いやお手入れの方法などを動画で解説もしますので併せてご覧ください。
今回は、読者の皆さまから寄せられたお悩みに回答していきます。

はじめに…

庭の木陰で、しばしの休憩時間

The Flute読者の皆さまお元気ですか!?
あっという間に夏休みシーズンになりましたね。
こちらは規制はありながらも音楽祭や講習会などが行なわれています。
人と人が触れ合って音楽を共有する時間はとても大切ですね。
今回もチェコよりご質問に回答させていただきます。

 
 
スタニスラフ・フィンダ Stanislav Finda
チェコ・南モラヴィア地方出身。フィンダ ピッコロ製作者。プラハ音楽院を経て、プラハ芸術アカデミー修士課程修了。プラハ芸術アカデミー在学中に、プラハ国民劇場オーケストラソロピッコロ奏者に就任。その後1978年〜2008年1月までプラハ交響楽団ソロピッコロ奏者を務めたほか、チェコフィルハーモニー管弦楽団、ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団等でも演奏した。オーケストラで演奏していく中で理想のピッコロが見つからないことから、ハンス・ライナーに弟子入りしその後自身で研究、製作を始める。オーケストラ奏者としての経験とその中での研究から生まれたピッコロは、これまでのピッコロのイメージを大きく変え多くの指揮者からも賞賛される。ピッコロはもちろんフルートの構造に対する知識も高く多くの演奏家からも信頼されている。

 

▶︎ 次のページに続く 
・跳躍で当てたい音は鼻腔で探すイメージで
・低音域ではっきり大きく出すコツは?
・ピッコロは持ち替え楽器??

 


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