ワンランクアップのためのベンド活用術

MEETS EWI #05 from THE SAX vol.34

3回目となる宮崎氏のEWI講座は、前号で触れたベンド操作の応用編。
ステップ1は、より実践的にベンドを使いこなすために、ベンドとサックス奏者も慣れ親しむ“指による装飾音”を織り交ぜたエチュードを掲載。これにより管楽器のフィーリングに近くなり、EWIの表現のバリエーションも広がると言う。
ステップ2では、いよいよ曲を使った実践練習へ。ベンド操作をマスターするために用意されたのは、宮崎氏が参加するA.O.I.の曲、『Autumn』。Cで書かれており、比較的簡単に演奏できる曲なだけに、ベンドや指の装飾音、息を効果的に使い、表情をつけていこうとすると、これがけっこう難しい。譜面には、「どこでベンドを使うのか」、「どこを指の装飾音にするのか」が細かく指示されているため、初心者の方にもオススメ。しっかりと取り組みモノにしてほしい！

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