EWIのスピーカーセッティング

MEETS EWI #09 from THE SAX vol.38

Vol.38では、サックスオーケストラと宮崎氏の共演の様子をレポート。EWI史上初と思われるサックスオーケストラとEWIの共演は、高知サクソフォーン倶楽部第6回定期演奏会で実現した。サックスオーケストラの参加者のほとんどがクラシック畑の方たちだったこともあり、自然なスピーカーセッティングが注目された。この演奏会では、BOSE・PAシステム（L1システム）を使用。通常のスピーカーシステムは、客席用とモニター用のスピーカーが必要だが、このPAシステムはモニター用とPA用の両方を兼ねたスピーカーを使用するので、システム構成が簡単。音の直進性が高く、EWIとの相性もバツグンだった。管楽器奏者の中には苦手とする人も多いであろうPAシステムについて、宮崎氏が解説。プロ・オーディオ・ジャパンのiPA03を使用して、練習や本番など、シチュエーションごとのスピーカーセッティング法をレクチャーしてくれた。スピーカーセッティングの理想は、EWIとスピーカーまでの距離が1.5〜2m、スピーカーが常に耳に向くように置くことだ！

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