MEETS-EWI記事:
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EWIでアンサンブル

Colorful Interview
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今回初めてEWIアンサンブルに挑戦したカラフルの4人。長いようであっという間に本番を迎え、見事4日間という長いステージを吹ききった彼女たちは、何を感じたのでしょうか?

というわけで楽器フェア最終日、最後のデモ演奏を終えたカラフルのみなさんに、率直な感想を聞いてみました!
(写真左から小田祐子、澤目未樹、若林愛、中村奈央)

はじめての試み

―まずは楽器フェアのデモ演奏お疲れ様でした!4日間の演奏を終えて、みなさんの感想を伺っていきたいと思います。
今回の楽器フェアでは、Colorfulの4人全員でEWIのアンサンブルを演奏されました。まずはEWIをはじめて3ヶ月という中村さん、これまでを振り返っていかがでしたか?

中村奈央(以下、中村) 普段演奏しているクラリネットとは違う楽器なので、試行錯誤しながらEWIを練習していきました。EWIを始めて日も浅いのですが、それでも音色をタッチ1つで変えられるなど、EWIの魅力を十分に感じることができました。楽器フェアでは、楽しんでいるお客様の表情などを見ることができましたし、この4日間はEWIの新たな魅力を発見できたと感じています。楽器フェアがすごく盛り上がっていて、4日間とも来場者が多く、いろいろなブースで行われる様々なデモ演奏を聴けましたし、自分たちの演奏も楽しむことができました。すごくいい経験になったと思います。

―ベンドを使うときは、身体も使って表現していましたね。EWIを知らない方にとっても、何をやっているか伝わる演奏だったと思います。

中村 本当に楽しくて、ノリノリで動きながら演奏してました(笑)。

―宮崎さんのレッスンのときよりも力強さを感じましたが、アレンジも変えました?

中村 音色を少し変えましたが、アレンジは基本的には同じです。

―では、やはりみなさんの演奏完成度が上がったということですね!

中村 そうですね。グッと上がりましたね(笑)。

―小田さんも今回の楽器フェアがEWI初披露だったと思いますが、いかがでしたか?

小田祐子(以下、小田) EWIをはじめてから、こんなに多くの人の前で吹くのは初めてでしたので、もちろんすごく緊張したぶん、私にとってはスキルアップできたと思うし、とてもいい刺激になりました。それに、宮崎さんにレクチャーしていただいたり、本番でも一緒に演奏させていただいたりしたことによって、こんなことも、あんなことができるんだなと、とても勉強になった4日間でした。お客様もとても喜んでくれて僕も吹きたい、私も吹きたいという方が、年齢や男女を問わずとても多かったんです。だから自分自身もEWIの魅力をしっかりと学んで、もっともっと伝えていきたいと思いました。

―今回はEWIアンサンブルということでしたが、ハーモニーがすごくキレイでしたね。

小田 そう言っていただけるとうれしいです。今後もEWI4重奏やっていきたいです!

―澤目さんはEWIを演奏して1年ということですが、振り返っていかがですか?

澤目未樹(以下、澤目) 1年やっているとはいえ、今まで勉強してきたのはクラシックの世界だったので、EGtとか、ROCK系の楽器がたくさんある場所で演奏する機会ってなかったんです。今回の楽器フェアのお客様は電子楽器が好きな方も多かったと思うので、私たちのEWIの演奏に喜んでくださったときの反応がうれしくて、すごく楽しくて、貴重な体験をさせていただいた4日間だったと思います。宮崎さんと一緒のステージでEWIを演奏することもできて、ほんとに夢のような時間でした。

―『ヘビーローテーション』をはじめ、EWI2本とクラリネット2本で演奏された曲を聴くと、EWIとクラリネットの相性の良さも感じました。

澤目 意外と合うんですよ!クラリネットを吹いているお客様が聴きに来てくださって、その方の第一印象が「EWIカッコいいね!」という感想だったんですけど、「クラリネットとよく合うんだね」ともおっしゃってくれて、楽器フェアで演奏してよかったなと思いました。

―では、リーダーの若林さんにまとめていただきましょう。EWIアンサンブルに挑んで、楽器フェア本番の4日間を通していかがでしたか?

若林愛(以下、若林) まず、この舞台に立つまでに、宮崎さんにレッスンしていただき、私たちで何度もリハーサルをやりました。EWI4重奏は、ハーモニーや編曲などにも超こだわりました。カラフル・ジブリアルバムの『風の谷のナウシカ』や、『Feel So Good』など、私たちが普段クラリネットでやっている曲もEWI4重奏で演奏しました。EWIを吹く上で一番難しかったのは、やっぱり“表現”でした。今回の宮崎さんのレッスンで勉強になったのは、EWIでの表現方法をすごくポイントに教えて頂いたことです。今までメロディをEWIで表現するって難しいなと思っていたんですけど、この楽器フェアに向けて、4人で特訓したことでメロディの表現もだんだんとつけられるようになってきました。

―宮崎さんも「教えたことがちゃんとできていてビックリですね」とおっしゃっていました。

若林 宮崎さんにアドバイスをいただけたおかげで、私たち自身もスキルアップできたと思っています。あとはもうステージで吹くだけ!という状態まで練習して、4人でステージに上がりましたが、楽器フェアの会場に来るまでの移動ではほんとに緊張してドキドキしていました。でも、ステージに立つとすごく楽しくて、みんなで楽しみながら演奏できたかなと思っています。

―今回はオリジナル曲を2曲演奏されていましたね。EWI2本とクラリネット2本の編成の『Acid Five』は若林さんが作ったオリジナル曲だと聞きました。

若林 私がすごくEWIにハマっていまして(笑)。もちろんクラリネットの練習もすごくするんですけど、EWIが大好きになって、演奏しているうちにいろいろとイメージが浮かんできて作った曲なんです。カラフルのイメージに合うように作ってみました。

―『マーメイド・ラグーン』も?

若林 この曲は矢賀部竜成さんという、いつもカラフルのアレンジをしていただいてる方に作曲してもらいました、私たちがディズニーランドに遊びに行ってとても楽しかったという思いを伝え、曲にしていただいたものです。ハーモニーの部分は自分たちでアレンジしました。

―短い期間だったにも関わらず、本番に向けてバッチリ照準合わせてきたのはさすがでした。カラフルさんの今後の展開を楽しみにしています!ありがとうございました。

Colorful ありがとうございました!