オカリナ記事 学生時代の先生たちとOcarinaを楽しんじゃおう!
オカリナ記事 学生時代の先生たちとOcarinaを楽しんじゃおう! オカリナ記事 学生時代の先生たちとOcarinaを楽しんじゃおう!
世界的なサクソフォンプレイヤーと、アンサンブル・ピアニストが本誌初登場

学生時代の先生たちとOcarinaを楽しんじゃおう!

演奏家としてはもちろん指導力にも定評がある小林洋子さんの新連載が2024年1月20日発売予定の48号よりスタートします。
今回はその特別編として、2023年5月に銀座ヤマハホールで行なわれた「小林洋子オカリナリサイタル」でOcarinaの音色を初めて聴き、その魅力を知ったという、日本、いや世界の管楽器界をけん引している3人に登場いただきます。サクソフォン奏者の須川展也さんと田中靖人さん、そしてサクソフォンの伴奏を長年務めているピアニストの小柳美奈子さんです。この3人は小林洋子さんが学生時代に師事した先生でもあります。
本誌でもおなじみのテレマン楽器協力のもと、Ocarinaに興味を持たれた3人に初体験となったOcarina試奏の感想などをお聞きします。
取材協力:テレマン楽器、MARKⅥ Mejiro

 

サクソフォンの先生

須川展也

須川展也さん Nobuya Sugawa
日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、坂本龍一、チック・コリア、ファジル・サイ、吉松隆など、名だたる作曲家への委嘱を継続。それらの中には既に楽譜出版がされレパートリーとして国際的に広まっている楽曲が多く含まれており、クラシカル・サクソフォンの領域への貢献は計り知れない。作曲家からの献呈作品も枚挙にいとまがない。N響、都響など国内オーケストラのみならず、BBCフィル、フィルハーモニア管など世界各国の著名オーケストラや、デュトワ、A.ギルバートなどの名指揮者たちと共演。ウィーンのムジークフェラインをはじめ、世界各地の檜舞台でリサイタルを行なっている。また、これまで30ヶ国以上に招かれ公演やマスタークラスを行なっており、管楽器の魅力を若い世代に伝える活動を精力的に継続している。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。出光音楽賞、村松賞を受賞。98年JTのTVCM出演、02年NHK連続テレビ小説「さくら」ではテーマ曲を演奏。これまでに約30枚のCDをリリース。最新CDは自身初の無伴奏作品となる「バッハ・シークェンス」(2020年/第75回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞)。2014年には自叙伝「サクソフォーンは歌う!」を刊行。89-10年まで東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター、07-20年までヤマハ吹奏楽団常任指揮者を務める。トルヴェール・クヮルテットのメンバー、東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。

 
田中靖人

田中靖人さん Yasuto Tanaka
国立音楽大学在学中、第1回日本管打楽器コンクール第2位、第4回日本管打楽器コンクール第1位を受賞。1990年東京文化会館でデビューリサイタルを開催。以来、国内外でリサイタルなど幅広い活動を行なっている。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、名古屋フィル交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、日本センチュリー交響楽団、神戸室内管弦楽団、大阪交響楽団など、ソリストとしてオーケストラとの共演も多数。2000年より(財)地域創造主催の「公共ホール活性化事業」のアーティストとして、リサイタル、アウトリーチ コンサートも意欲的に行なっている。2003年和歌山県より「きのくに芸術新人賞」を受賞。ソロ・アルバムに、1991年「管楽器ソロ曲集・サクソフォーン」(日本コロムビア)、1995年「ラプソディ」(EMI music japan)、1997年「サクソフォビア」(EMI music japan)、2003年「ガーシュインカクテル」(佼成出版社)、2012年「モリコーネ パラダイス」(EMI music japan)をリリース。また、サクソフォン四重奏団 トルヴェール・クヮルテットのメンバーとして活躍し、これまでに10枚を超えるアルバムをリリース。2001年文化庁芸術祭レコード部門"大賞"を受賞。1989年から2023年3月まで東京佼成ウインド オーケストラ サクソフォン奏者。2011年からはコンサートマスターを務めた。国立音楽大学教授。

 

ソルフェージュの先生

小柳美奈子

小柳美奈子(須川美奈子)さん Minako Koyanagi
東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまう、アンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くのリサイタル、レコーディングで発揮している。吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団他と共演。須川展也氏をはじめとした共演での録音は10数枚を超える。また須川氏に献呈された多くのデュオ作品(吉松隆氏、西村朗氏、長生淳氏等)のほぼすべての初演を手がけている。中でも03年に発売された須川氏の3枚組アルバム「Exhibition of Saxophone」に於ける須川氏との絶妙なコンビネーションは、大絶賛を浴びた。パーカッションの山口多嘉子とのデュオ「パ・ドゥ・シャ」で、吉松隆氏の作品を収めたCDも発表している。海外での演奏も多く、訪れた国はヨーロッパ各国、アメリカ、ロシア、およびアジア諸国など20か国におよぶ。いずれのステージでも多くの注目を集め、高い評価を得ている。トルヴェール・クヮルテットの共演者としてのキャリアも長く、10枚以上の録音に参加。トリオ「YaS-375」のメンバー。ピアノを安川加寿子、梅谷進、秦はるひ、今井正代、長谷川玲子、本村久子の各氏に師事。

 

大試奏会!

大試奏会がスタート。テレマン楽器の保井哲さんが楽器に関する質問に答え、持ち方や構え方、吹き方などを小林洋子さんがレクチャーしていきます。3人の旺盛な好奇心と探究心には脱帽。楽器は違いますが日本を代表するプレイヤーの楽器愛、音楽愛が感じられたひと時でした。

 

今回のOcarinaたち

 
 

【シングル】
アルトC管:アケタオカリーナ RT-5C 白(¥13,600)、エルミガロオカリナ スタンダード(¥14,300)、Osawaオカリナi シングル(¥30,300)、Orionオカリナ(¥18,700)、颯オカリナ(¥20,000)、Kiminoオカリナ Saurus漆(¥33,000)、木村オカリナ(¥22,000)、吟オカリナ スタンダード(¥22,000)、吟オカリナ 甍モデル(¥22,000)、吟オカリナ 故郷モデル(¥24,200)、吟オカリナ 国生みモデル(時価)、クーロンオカリナ(¥30,800)、さくら工房オカリナ(¥20,900)、ティアーモオカリナ 黒陶シリーズ合奏用(¥29,200)、TNGオカリナ 紅土モデル(¥17,600)、TNGオカリナ 白磁器モデル(¥28,600)、ナイトオカリナ フィオレット AC-B(¥28,050)、ひぐらしオカリナ 上モデル(¥25,000)、ピエタオカリナ(¥14,000)、ヒロミチオカリナ(¥22,000)、風花オカリナ アイボリー(¥25,410)、フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥18,800)、フォーカリンクオカリナ テラコッタ(¥29,200)、フォーカリンクオカリナ 弓場さつきモデル(¥30,800)、YOKOオカリナ(¥15,400)、ヨシツカオカリナ(¥19,000)、アルトG管:フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥26,100)、アルトF管:フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥30,300)
ソプラノC管:Osawaオカリナ iシングル(¥24,000)、吟オカリナ 故郷モデル(¥16,500)、フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥10,400)、フォーカリンクオカリナ テラコッタ(¥16,700)、ソプラノF管:Osawaオカリナ iシングル(¥27,100)、颯オカリナ(¥17,000)、木村オカリナ(¥19,800)、さくら工房オカリナ(¥18,700)、TNGオカリナ 紅土モデル(¥16,500)、フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥15,600)、フォーカリンクオカリナ テラコッタ(¥25,000)、ヨシツカオカリナ(¥15,000)、ソプラノG管:フォーカリンクオカリナ 漆モデル(¥14,600)、バスC管:フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥38,600)、バスG管:フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥83,600)、コントラバスC管:フォーカリンクオカリナ 漆仕上げ(¥114,900)
【トリプル】
アルトC管:Osawaオカリナ Te 白(¥72,100)、Osawaオカリナ ナチュラルモデルTN(¥114,900)、Osawaオカリナ アニバーサリー TA(¥141,000)、フォーカリンクオカリナ シグネチャー(¥66,000)、イカロスオカリナ(¥60,000)、颯オカリナ(¥48,000)
※価格はすべて税込。テレマン楽器での販売価格。

 

試奏後の座談会

須川展也さん、田中靖人さん、小柳美奈子さん、さらに 小林洋子さんにも加わってもらい座談会を実施。Ocarinaの存在を以前から知っていたのか、Ocarinaを吹いたことがあるのかなど、とても興味深い回答をいただきました。

 

今回、ご協力いただいたのは…

 
テレマン楽器

テレマン楽器
本誌でもおなじみの兵庫県宍粟市(しそうし)に店舗を構える楽器店です。Ocarinaに関しては日本一の品揃えを誇り、日本最大級のオンラインオカリナ専門店「オカリナハウス」も運営。「よりよいオカリナをお客様のもとへお届けする」ことをコンセプトに、アフターサービスも充実させて皆さんのオカリナライフをサポートしています。
〒671-2575 兵庫県宍粟市山崎町山田180-3
TEL:0790-62-7500 FAX:0790-62-8575
MAIL:teleman@ceres.ocn.ne.jp
https://ocarina-house.com
営業時間 10:00〜20:00 定休日 第4木曜日、お盆、年末年始

 
テレマン楽器

MARKⅥ Mejiro
東京・JR山手線目白駅に誕生した、今の時代のためのライブハウス。「演奏しやすい環境が最良のライブを作る」という演奏家自身によるアイデアのもとに、演奏家のための使いやすさを求めて作られた、より上質でいてアットホームな空間です。席数はゆったりなら25席、最大では54席をレイアウト可能で、パーティやPV撮影など幅広く使えます。
〒171-0031 東京都豊島区目白3-17-23 AVIWSビル1F
TEL:03-5906-5649(つながらない時は03-6691-9916)
MAIL:mark6.mejiro@gmail.com
https://mark6mejiro.com

 

全文は本誌Ocarina Vol.47でお楽しみください。





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