もっと早く知りたかった! 苦手&弱点を克服する練習方法
現在、コロナ禍により定期的にレッスンを受けることが難しい方もいます。レッスンが再開していれば先生に指導を受けることはできますが、レッスンを受けられない方は自宅でどんな練習をしたらいいのか悩んでいるようです。
特に演奏に関して苦手と感じていることは、その克服法がわからず後回しにしているのではないでしょうか。
そこで今回は、Ocarina愛好者のお悩みポイントである「音程」「ヴィブラート」「#、bのつく音」、さらに「ハイトーン&ロートーン」など、苦手意識の高いことについて、その克服法をプロ奏者がレクチャーしてくれました。
ここでは、その一部を紹介します。
レクチャーしてくれたのは……
君塚仁子さん
Noriko Kimizuka
齋藤由美香さん
Yumika Saito
山村多恵子さん
Taeko Yamamura
山本千恵子さん
Chieko Yamamoto
渡辺ゆうさん
You Watanabe
Thema1 音程
Q 正しいチューナーの使い方は? チューナーを使わない音程の確認方法(正しいピッチを身につける方法)を教えてください。
君塚仁子さん
チューナー初心者の方
まず、自分が普段オカリナを演奏している時の音程が合っているのか、それとも合っていないのかが、わかると良いですよね。そして合っていない場合、その音程は高めなのか、低めなのか。それだけでも、合わせたい音程の目安が一つできると思います。
チューナーは、この“音程の目安”を知るためのものとして使われると良いですよ。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)
齋藤由美香さん
正しいチューナーの使い方
楽器は冷たいと音程が下がります。ですので、ロングトーンの時にチューナーを見ながら確認するのも、とてもいい練習です。しかし、楽器が十分に温まってからだと、若干音程が上がることもあるので、ひと通りロングトーンで楽器を温めた後、1音1音その楽器に適正な息量を確認するために、チューナーを使うことはとても大切だと思います。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)
山村多恵子さん
まず、自分が吹いた音の1音1音の音程が低いのか、高いのか、合っているのか、また、どのくらい低いのか、高いのかを把握します。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)
山本千恵子さん
オカリナは息圧を強くすると半音くらい上がり、弱いと下がるので、強く→弱くなど、圧を変えて吹きながら1番響きの良い強さを探します。
楽器製作時にチューニングされているのですから、該当する息圧がつかめれば正しい音程で吹けるはずなので、まず耳でよく聴いて、良いと思う息圧を見つけます。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)
渡辺ゆうさん
オカリナは息圧で音程が変わってしまうやっかいな楽器で、音程が不安定になりがちです。
チューナーは音程を確認するために便利ですが、常に視覚でメーターの針を真ん中に合わせることに頼ってしまうと、正しい音程感が身につきません。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)
ほかにも、下記のテーマについてお答えいただきました。
Thema2 ヴィブラート
Q ヴィブラートの練習法を教えてください。良いヴィブラート、良くないヴィブラートは?
Thema3 ♯、♭のつく音の攻略法
Q ♯や♭の音の組み合わせで難しいと感じるフレーズと、その攻略法や対処法は? また、その替え指があれば教えてください。
Thema4 正しい息圧とハイトーン&ロートーンの関係
Q アルトCのハイトーンを吹くときの正しい息圧は? また、ロートーンを吹くときの正しい息圧は?
全文は本誌Ocarina36号でお楽しみください。
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