イチから始めるOcarina基礎講座
コロナ禍でのOcarina教室休講を受けて、休会さらには退会された方がいます。その一方で、コロナ禍だからこそお家で1人でも楽しめるOcarinaを始めたという方も少なくありません。長く続いたコロナ禍もここにきてようやく落ち着きを取り戻しつつあり、日本でもマスク着用が個人判断となり、様々な活動が本格化しています。
Ocarinaに関しても大規模なOcarinaフェスティバルやコンサートなど全国各地で再開しており、久々に活気が戻っています。この世の中の動きに合わせて、Ocarinaを再開される方も徐々に増えています。
そこで今回は、Ocarina初心者、そしていったんお休みして最近再開された方に向けて、Ocarinaの種類、運指、息づかいなど、イチから始めるためのOcarinaの基礎知識を紹介します。
レクチャーしてくれたのは…
善久(Zenkyu)さん
東京都出身。東京音楽大学卒。テューバを田中真輔氏に師事。雅楽の笙を13歳より宮内庁雅楽部楽長、故豊雄秋氏、故多忠雄氏に師事。優れた技術と独自の指導法で国内外で演奏活動をしており、現在、関東エリアで約300名の生徒を指導。2004年より、タイ、ベラルーシ共和国、シンガポール、アメリカ合衆国、カナダ、ロシア、フランス、ドイツ等で公演。2014/2017年と2度のカーネギーホールで日米親善公演に出演。2015年日光東照宮400年式年大祭奉納演奏。2016年ロシアのウラジオストク・フィルハーモニーホール「第25回記念春の国際芸術祭」日露友好公演に出演。(公財)日本野鳥の会の依頼により絶滅危惧種の鳥の楽曲を提供し、三宅島・新島・神津島等で自然保護の演奏活動を行なっている。東日本大震災後、福島県南相馬市の仮設住宅でボランティア演奏を続け、2012年より「野口英世記念ふくしま国際音楽祭(ばんだい高原国際音楽祭より名称変更)」に毎年出演。2017年に「善久(Zenkyu)オカリナ合奏団(ZOG)」を設立し、国内外で活躍が期待されている。2019年にチェコ共和国のプラハのドヴォルザークホールにて「日本・チェコ親善コンサート」に出演し、ドイツのケルン、フランスのパリで公演を行なう。「日本酒指導師範」の免許を持つ珍しい音楽家。教則本「ZENKYU Ocarina Lesson」をサーベル社より出版。「オカリナ二重奏の教本~F管とC管のためのエチュード~」をドレミ楽譜出版社より出版。
テーマ1 Ocarinaについて
Ocarinaとは/各部名称
テーマ2 Ocarinaの種類
音域/調性/管の数
テーマ3 持ち方、構え方
持ち方/構え方
テーマ4 吹き方
息づかい/タンギング/Ocarinaの息のタイプ
テーマ5 運指
タイプA 小穴位置:右手人差し指(下側)と中指
タイプB 小穴位置:右手中指、左手中指
タイプC 小穴位置:右手人差し指(上側)と中指
タイプD 小穴位置:右手中指、左手薬指
テーマ6 実際に曲を吹いてみよう!
初級編 ♪ふじの山 ♪エーデルワイス
中級編 ♪海
上級編 ♪学生時代
最終目標 ♪涙そうそう
テーマ7 Ocarinaの定番曲をマスターしよう!
♪ふるさと
番外編 善久(Zenkyu)さんとデュオを楽しもう!
♪海
全文は本誌Ocarina Vol.45でお楽しみください。
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