オカリナ記事 宗次郎 Ocarina生活40周年を振り返る
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Ocarina 15号スペシャルインタビュー

宗次郎 Ocarina生活40周年を振り返る

日本のOcarina界をけん引する宗次郎さんが、今年Ocarina生活40周年を迎えました。そこでスペシャルインタビューを敢行! 偉大な功績を残してきた宗次郎さんの原点であるOcarinaとの出会いから今日にいたるまで、そして近い将来についてたっぷり話していただきました。

宗次郎さんは高校時代にギターの弾き語りをしていたそうです。この当時から「人の営みは畑を耕すことから始まっている」という考えをもち、自給自足の暮らしを目指していました。そんな宗次郎さんが運命の楽器と出会うことになります。20代前半のときです。
「オカリナは自分自身」という宗次郎さんの中で圧倒的な存在を放っているのが師匠の火山久(かやまひさし)氏です。その先生から言われたことで印象深かったのは「もっと歌いなさい!」ということ。Ocarinaでもしっかりと音楽を表現することを学びました。約3年間、密度の濃いOcarina漬けの生活を送り、のちにレコーディングアーティストとしてデビューします。このデビューをきっかけに翌年にはNHK特集「大黄河」の音楽を担当。シンセサウンドにOcarinaを乗せて大成功をおさめた宗次郎さんは、その後にリリースされた自然3部作の「木道(きどう)」、「風人(ふうと)」、「水心(すいしん)」で日本レコード大賞企画賞を受賞しました。
「自然の中に身をゆだねて暮らしている人たちがいる風景をイメージした曲」が収録されたこれらのアルバムは、シンセサウンドの「大黄河」とは真逆の作品だったことから、よく思わなかったファンもいたそうです。しかし、のちにファンは「聴けば聴くほどよくなっていった」という評価に変わりました。このとき自分の考えは間違いではないと、これでよかったのだと実感したのだと思います。
今回は、これまで宗次郎さんが語られることのなかった貴重なエピソードをたくさん聞かせていただきました。
永久保存版です! ぜひお見逃しなく!!

オカリナ宗次郎
宗次郎 Sojiro
群馬県館林市出身。1975年に生まれて初めて聴くオカリナの音色、響きに魅せられ、自分の目指す音を求めて本格的にオカリナ作りを始める。1985年までの10年間に制作した数は1万個を越える。その中から選りすぐった10数個のオカリナを使用。1985年レコードデビュー、1986年NHK 特集「大黄河」の音楽で一躍脚光を浴び、人気アーティストとしての地位を得る。その後、定期的にオリジナル・アルバムをリリースし、全国各地でコンサートツアーを実施。1993年アルバム『木道』『風人』『水心』の自然3部作で、第35回日本レコード大賞“企画賞”を受賞。2001年よりマイク等音響機材を使用しない生音コンサート<クラシカル・アンサンブル~オカリナ・エチュード>を毎年実施。2008年オカリナの普及やファンとの交流の場として茨城県常陸大宮市の自宅近くに「Sojiroオカリーナの森」を建設。2013年『オカリーナの森からⅡ』を発表。2014年『オカリナで奏でる名曲集vol.2』(宗次郎演奏CD+カラオケCD+オカリナテキスト+楽譜)を発表。常に自然との関わりの中で土とのふれ合いを大切にし、コンサート、作曲、創作活動を続けている。





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