オカリナ記事 ホンヤミカコ
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Ocarina vol.32

ホンヤミカコ

ホンヤミカコ

女性Ocarina奏者の第一人者であるホンヤミカコさん。2019年は、故郷である北海道をはじめとする日本各地、そして韓国や台湾などアジア、さらには南米での公演と、演奏活動が中心の1年だったという。中でも日本人移住120周年の記念公演として3週間にわたり訪れたペルー、ボリビアでの活動について訊いた。

本題に入る前に、嬬恋村(群馬県)での生活はいかがですか?
ホンヤ
移住して2年半が経ちました。嬬恋村では一時期、ヨガのワークショップを行なっていたのですが、最近は演奏活動が忙しくなり手が回らなくなっています。ヨガのワークショップと並行して、嬬恋村周辺はもちろん、長野県や北海道でもオカリナのワークショップを開催しました。初めての方に向けたレッスンで、オカリナの裾野を広げたい、また呼吸法や指先を使うので健康の維持のためにもシニアの方にこれから始めていただければという想いがあります。私がヨガのインストラクターの資格を持っていることが、指導させていただくときにすごく役立っています。それは呼吸法だったり、力の入った身体をリラックスさせる方法だったり、参加される方はヨガの資格を持つ先生が言うのだから安心してくださるんです。
さて、2019年7月末から8月にかけてペルー・ボリビアでの日本人移住120周年記念公演が実現しました。どのような経緯で南米に行かれたのでしょうか?
ホンヤ
2015年に中米のニカラグア、パナマ、ドミニカ共和国の3か国を巡るツアーをさせていただいたのですが、このときニカラグア大使館に勤務されていた外交官の方が現在ペルー大使館に異動されていて、「あのニカラグアでの公演がとても良かった」ということで声をかけていただいたのがきっかけです。
ペルー、ボリビアでホンヤさんの演奏を聴かれた方の反応はいかがでしたか?
ホンヤ
最高潮に盛り上がったのは、ボリビアのマン・セスぺ音楽学校の皆さんと共演させていただいたコンサートです。無料コンサートでおよそ500席の会場だったのですが、チケット引き換えのための長蛇の列ができて約30分で満席になりました。オリジナル曲と日本の曲、ボリビアの曲を織り交ぜながらの演奏でしたが、オリジナル曲が何曲も続いても飽きることなく、どの曲も盛り上がりました。『マッコリ』では、普段一滴も飲まない藤井先生が実際に韓国の焼酎を飲まれるという演出もありました。マッコリは売っていなかったそうです(笑)。公演最後はスタンディングオベーションで拍手が鳴り止みませんでした。
全文は本誌Ocarina vol.32でお楽しみください。

Profile
ホンヤミカコ Micaco Honya

北海道帯広市出身。1994年CD『Ocarina』で東芝EMIよりメジャーデビュー。これまでに自作曲を中心とするCD14枚、楽譜集8冊を出版。CM起用曲「たんぽぽぽ」、NHKみんなのうた「ななかまどの秋」他、多くの楽曲がメディアで取り上げられている。外務省の招聘により、2006年韓国、2008年エクアドル、2015年ニカラグア、パナマ、ドミニカ共和国、2019年ペルー、ボリビアで公演を行なう。その他、イタリア、スペイン、ブラジル、台湾等、国内外で公演多数。2018年、2019年発売のCDブック『オカリナの四季』『オカリナ 日本の旅』(いずれもシンコーミュージック刊)では懐かしい童謡唱歌にスポットを当て好評を博している。2020年夏頃、国内外の名曲を集めた新刊を発売予定。高知県観光特使、高松市観光大使、鳥取市観光大使、嬬恋村キャベツ大使、浅間山ジオパーク推進協議会スペシャルアンバサダーを務める。

公式ホームページ http://micaco.jp
Facebook https://www.facebook.com/micaco.honya.7
インスタグラム https://www.instagram.com/micacohonya/?hl=ja





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