オカリナ記事 高木花音 Kanon Takagi
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Ocarina vol.38

高木花音 Kanon Takagi

高木花音

9歳よりOcarinaを始め、12歳から故・江波太郎氏のレッスンを受け、中学3年生のときには江波太郎オカリナコンサートに出演し注目を集めた高木花音さん。その後もOcarinaを続け、江波太郎氏の最後の愛弟子として、メキメキと頭角を現し、第5回日本オカリナコンクール独奏部門一般の部では2位を受賞しました。そして、待望のデビューアルバムを7月12日にリリース! 今回は、Ocarina奏者として本格的な活動をスタートさせた高木花音さんにインタビューを敢行しました。
ここでは、その一部を紹介します。

 

SNSで江波太郎氏を知る

9歳のころにOcarinaを始めたそうですね。どんなきっかけで始められたのですか?
高木花音
(以下、高木)
小学3年生のときに学校の行事で公民館見学をしました。そのときオカリナサークルの方がいて、初めてオカリナの演奏を見たんです。最初は好奇心だったんですけど、オカリナのような単純な作りの楽器でも簡単に音が出るんだ、自分もやってみたいと思ったのがきっかけです。
オカリナを始めるまでは特に楽器をやっていませんでした。ただ、母は音楽大学でピアノを学んでいたこともあり幼いころから音楽が好きで、小学4年生から入部できるブラスバンドをやろうと考えていました。試しに吹いてみたりしたのですが、金管楽器があまり上手じゃないので母から「代わりに何か別の楽器をやってみない?」と言われて、「じゃあオカリナをやってみたい」ということで始めました。
そして、12歳から故・江波太郎さんに師事していますね。江波さんに習おうと思った経緯は?
高木
最初は近所のオカリナ教室に通っていたのですが、レッスンのたびに「表現力がない」としか言われなくなったんです。そのときは棒立ちでたんたんと吹く感じでした。そこでこのまま続けるかどうか悩んでいたとき、親がSNSをきっかけに世界的なオカリナ奏者が同じ埼玉に住んでいることを知って、会いに行きました。それが江波先生で、そのまま習うことになりました。
さて、7月12日に待望のファーストアルバムをリリースしました。アルバムのタイトルを教えてください。また、コンセプトやテーマはありますか?
璃美
タイトルはブーケ(Bouquet)、花束という意味です。最初に江波先生がCD を作ろうと提案してくれました。そのときは聴き手のことを考えて演歌なども入れたほうがいいかなと思っていたのですが、江波先生に「花音ちゃんらしい、花音ちゃんが好きな曲を入れたほうがいいよ」と言われて、自分の好きな曲や、演奏してみたかった曲を集めました。江波先生のオリジナル、クラシック、映画音楽、ジブリ、J-POPなど様々なジャンルの曲を収録しています。

 

インタビューはさらに続きます。全文は本誌Ocarina Vol.38でお楽しみください。

 

CD Information

Bouquet

「Bouquet」高木花音
[定価]¥2,500(税抜)
[収録曲]翼をつけて翔びたとう、ムーン・リヴァー、メフィストフェレスのセレナーデ、私のお気に入り、打上花火、テルーの唄、アリエッティソング、幻想曲「さくらさくら」、踊り明かそう、夢やぶれて、おしえて(ボーナストラック)
[演奏]高木花音(Oc)、小林洋子(Oc)、江波晴美(Pf)、継田和広(Perc)、今井仁志(Hr)、山口景子(Arranger)、松本真昭(Recording Enginner)、江波太郎(Producer)

 

 

Profile
高木花音 Kanon Takagi

9歳よりオカリナを始め、12歳より江波太郎氏のレッスンを受ける。2015年所沢ミューズ「江波太郎オカリナコンサート」に出演以降、所沢市「ギャラリー花水木 オカリナコンサート」、彩の国さいたま芸術劇場「江波太郎オカリナコンサート2020」などで、江波氏と共演する。第5回日本オカリナコンクール独奏部門一般の部2位受賞。






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